明日、息子は空に還る 小児白血病と闘った家族の10年

息子のカズマは12歳の時、急性骨髄性白血病と宣告された。突然のことに、驚きを隠せない家族。両親は病気について必死に調べ、息子に事実を告げる。まだ幼い妹は、まだ状況がわからず母に甘えたがり…。カズマは入院となり、抗がん剤治療を開始したが、効果がなく、骨髄移植をすることに。しかし、家族のものでの適合は難しく、適合するドナーを待つことになる。息子にとっても、家族にとっても、長く苦しい日々が続いた。しかし、カズマは中学入学を目指して、治療を続けた。学校の先生も友達も、カズマを待っていてくれる。家族を心配させないように気丈に振舞う息子の姿に、母は懸命に励まし続けた…。

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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• 5

  kannさん

  2025-09-27
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  白血病になった男の子と、そのご家族のお話です。病気になり、何度も何度も絶望がやってきて、希望もあるのにまた…の繰り返し。本当に大変だったのだろうと想像出来ます。いや、想像などと言って良いのか分かりません。あと薬の副作用が怖かったです。治すために飲んだのに、それに苦しめられる…小児白血病の事が少しだけ分かりました。読む価値ありです。ありがとうございました。

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• 5

  すみさん

  2025-08-29
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  白血病は、移植して成功すれば、薬は飲むもののそんなに酷いことにはならないと思ってました。この本を通して、白血病というのが如何に大変なのかを知ることができた。絵はシンプルですが、白血病患者の人生と家族の思いを知れるいい作品だと思います。

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