【全2巻】完結
毒親【合本版】
「あんな男、死ねばいいんだわ」
――それは母が夫に向けて言った言葉。
愛美の両親は熟年になっても仲が良く、理想の夫婦。
そして優しく上品な母はまるで聖母、自慢の母だった。
しかし、父が急死すると世界が変わる――
すっかり落ち込んでしまった母を心配した愛美は、
夫の快諾もあり同居を提案するが、遠方に住む夫の両親に却下されてしまう。
仕方なく愛美の家の近所で一人暮らしをする事になった母は、徐々に豹変していくのだった…。
わがまま、金遣いの荒さ、家事放棄、愛美への過干渉…そして、苦言を呈した夫への発言。
――聖母のような母はどこへ?
果たしてこの狂気の姿が本当の母なのか?
※この作品は「毒親〜狂った聖母」(1)〜(7)の合本版です。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)