愛ゆえに別れて

まさにタイトルの通り、愛ゆえに別れを選んだヒロイン。彼女は母が遺伝性の病気で亡くなり、そして今、姉がその病気で苦しんでいるのを知り、自分もいつかそうなり、ヒーローに迷惑をかけることになる、もしかしたら邪険にされるかもしれない、そう思いヒーローと別れる決心をします。 でもヒーローは理由がわからないままいなくなったヒロインを諦めることができず、何度も何度もヒロインを説得。ようやく最後の口論でヒロインはヒーローに病気のことをぽろっと言ってしまい、それでもかまわないとヒーローに言われて、さーてハッピーエンドかー！と思いきや。じつはヒロインは養女で血の繋がりはなく、遺伝性の病気にはならないことがわかったという・・・。 星５つの要因はヒーローの愛！これにつきます。あれほどヒロインから突き放されても、ヒロインのことを愛し諦めなかった。ＨＱにしては珍しいヒーローです（笑）

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醜くなるから別れる。ヒロイン自分の魅力わかってるんですね。お姉さんのついた嘘は許されないけど、それだけ辛かったんですね。可哀想。

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これは、誰かを責めたりはできないね。誰もが皆、傷ついてしまった…それは病のせい。皆それぞれ悩んで、生きていくんだな。

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　これはみんなが可哀そう。　そう思い込んでいるうちは、どんな出来事もその時点では真実で、苦しみのタネなんですね。　ヒロインに対する姉の暴言も、姉がヒロインが幸せになるのを許せない、許してしまったら自分の人生は何？という思い込みの気持ちだったろうし、枯れた花の呪縛はヒーローに取っても思い込みの産物だったし、ヒロインは姉に注がれた毒をそのまま飲み込んで、その通りの行動をしてしまってるし。　健康な人が「あなたは心臓病」と思いこまされると、心臓病の人と全く同じ精神状態と行動パターンになって、真実に心臓病なのと変わらない状態になるという話が実験だか何かであったのを聞いた事がありましたが、それを思い出してしまいました。　ヒロインは病気である状態と、信じてる間は病気の状態なんですよね。そう考えるとヒロイン行動は、愛してるなら仕方ない行動だなって。　ヒーローがそんなヒロインを見捨てない強さをもっていてくれてよかった。そして病気でも愛するって誓ったあとに真実がわかってよかった。逆だとヒロインはすっきりしないもんね。読者も・・・。

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ヒーローが良い人なのはわかりますが、プレイボーイで性欲旺盛な傲慢男という印象は否めません。

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