ここからはオフレコで【電子限定かきおろし漫画付】

心理描写が繊細で、なるほどそういう心理あるなぁと感心してしまいました。芸能人とインタビュアーっていう設定もいい対比で、丁寧に作られた素敵なお話をしっかり読ませてくれる作風が大好きです。

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苦手な女装男子と芸能人のお話。でも何気にそこはスルー出来たのも作家様の力量かと。

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可愛い！二面性のある二人が不器用に恋を進めていくのがたまらなく可愛いです。プライド持ってしっかり仕事をしている大人なのに、心の中に子供の頃のままの部分も残しているのがすごくピュアでいいと思いました。早寝電灯先生の作品はどれも好きなのですが、実はこちら初読時には今一歩しっくりこないと感じたんです。でも再読してみたら、自分を丸ごと受け入れてくれる人がいるという優しいお話ですごく好きになりました。あたたかくて癒されます。

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外側の印象は既刊と大分違いましたが、内側はさすがの構成と心理描写。叙情的な秘密の花園が広がっていました。この感覚は作品そのもので、装丁と設定の妙がじわりと来ます。秀逸なのは｢秘密｣の効力を発揮させる術と、二面性というテーマを、二ではなく｢一(Wholeness)｣に重きを置いて描いていること。他人のことを(自分のことも)、部分ではなく全体として受け入れるというのは実は至難の大人業。好きな子にちょっかい出して泣かれたら狼狽える小学男子な攻めアプローチも、他が大人の趣だから魅力的に映ります。整えられた外庭に溢れ出る受けの涙が刺さるのは攻めだけじゃない。外庭も箱庭も等しく私。魔法少女はみんなの味方。

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心理描写もしっかりあり面白かったです。塁の言動から好かれるなんて思っていない嶺人… 塁は頑張ってたんですねー　購入した時はエロを求めていた頃で、ちょっと物足りなく感じていましたが、久々に読み返してお話として良かったです。もう一度読み返してきます。

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