ただ一人の男

ヤクザものは苦手ですが足を洗ってる設定なので。。。と躊躇していましたが、胡蝶さんのレビューでドラマCDがあることを知って、興味がわき先にドラマCDのほうを聞いてみたらとても良かったので読んでみました。人形だけの無機質な色のない世界から少しずつ感情を取り戻していく過程がとてもよくて５冊一気読みしました。二人きりの世界というのもいいなぁと思いつつ、少しずつ色を取り戻していくいくんでしょうね。

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ドラマCDを先に聞いていて原作が気になり購入しました。少し文体の好みは別れそうですが読みやすさはあります。CDも良かったのですが原作のボリューム感がやっぱり一番良いです。エロもなかなかあります。最終巻まで紆余曲折ありつつ殺伐のなかに終始2人きりの幸せがある依存してる感じが最高でした。

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大好きな作品です。この本で作者さんの他のも読み漁るきっかけになりました。ずーっと受け目線で話は進めみます。特殊な過去を持っていて、少し、いえかなり感情面が問題がありますが少しづつ回復していく経過がわかります。暴力的なとこもありますが、面白いです。スピンオフもオススメですが本篇は秀逸です。少し痛いのが大丈夫であれば読んで損はありません！

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作家買い〜、と言っても重そうだったのでなかなか手が出せずにいましたが読み出したら止められなかった。火崎さんの文章力と絶妙な心理描写は圧倒ですねぇ。実際重苦しく暗い背景ではありますが、如月視点で自己分析しながら物語が進み常に冷静沈着でなかなか聡くありながらも「尾崎」絡みで何かあると追いつかない感情で混乱して延々自問自答みたりと葛藤の描写が絶妙で凄く興味深い読み物です。如月の求める唯一と尾崎の求めるそれが微妙に違ってる気もしますが「精神的に強い繋がりを持つ揺るぎない恋人」の最強カプって気がします。2人で腕に印を打った(イヤ、マジで根性ありすぎだし)ときと最終巻で如月が思いつめてとった行動に尾崎が身を呈した結果負傷する件にはガツンと殴られる勢いの感動があり泣いてしまいました。続編があると他のレビュアーさんが仰ってますが(火崎さんは最終巻とあとがきしてますが)、まだまだ終わらせて欲しくないなー！そして篠塚のスピンオフも読む気マンマンす(笑)

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タイトルが気になり、読んでみました。紙媒体では5巻まで出ています。受視点で、重くなりがちな話を淡々と語るのですが、攻への気持ちを知った時点からモノクロで無機質な世界が少しづつ色づいていくというか、攻にだけ色がついていくというか、そんな語り口調が凄くすきでした。エロは控えめですが、ちょっぴり本当にちょっぴり女子との絡みがあります。

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