夫なんていりません！ 女王陛下の秘密の妊活

その日の女王フェイリールのお茶会の主賓は、婚約者のケネス王子。なかなか姿を現さない王子を心配したフェイリールは、自ら王子の様子を見にいくことに。だが、その途中フェイリールは、王子と妹のアデリアが睦み合っているところを目撃してしまう。開き直る二人に、女王はケネス王子との婚約破棄を宣言、アデリア王女には修道院行きを命じるのだった。
女王を戴くミレンス王国を統べるフェイリールの婚約破棄はこれで二度目。さすがに女性としての自信を失いかけている。自分は結婚には向かない。その呟きを聞いてしまった政務補佐官のエリクは、あきらめるのは早い、世継ぎを産むのは女王の責務とフェイリールを諭そうとする。ならば結婚せずとも子を成せばよい、父親など誰でもよいと言いだす女王に戸惑うエリクだったが、女王の命で計画に手を貸すことになる。だが、計画は暗礁に乗り上げてしまい、フェイリールは手詰りに……と思いきや、フェイリールは目の前のエリクに世継ぎの父親にと指名するのだった――

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（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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• 4

  リンリンさん

  2023-02-26
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  女王らしい女王で、賢明で前向きなヒロインが二度の婚約破棄を経て、そうか、後継が居ればいいんだな、と思い付くところからお話が始まります。そこから色恋沙汰に展開するのか、と思いきや政変に！？純粋で女王らしい思考と決断力だからこその流れ。なかなか痛快です。ヒロインのお相手となる男性も賢くて、弁えている系。ですので無体を働いたり、立場逆転したりせず、ひたすら堅実に女王の為、妻の為、のスタンス。二人ともお互いに好意を抱いていますが、状況もあり初々しくモジモジしている感じです。Hシーンはありませんでしたが、お話の展開やキャラの魅力は高く、好きな作品です。ページ数上か、どんどんと話が進んでいくことや、二人が親密になっていく場面があまり無いのがちょっと惜しい気がします。

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• 3

  なのはなさん

  2024-09-21
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  ラブ要素極薄。かといって政変のお話でもなく。政務官の彼がいい男なので救い。せっかくの王族物なのに、と思います。主軸は何だったのだろう。

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• 2

  滑らかな映画監督さん

  2022-02-01
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  ストーリー的には面白かったけれども。これはTLじゃない。何もなかった。ただただ、女王様が頑張る話

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