黒の公爵【ハーレクイン文庫版】

地味で冴えない“壁の花”を、放蕩公爵がもてあそぶ――！「キスをしたのは起こしてくれたお礼だ。魔が差した」

貴婦人の邸で話し相手をしているヘスターは、美しい姉や妹とは違って、舞踏会ではいつも壁の花。でもその日、“黒の公爵”とあだ名される、夫人の継息子エイドリアンが帰還すると聞いて、少しそわそわしていた。行く先々でスキャンダラスな出来事を巻き起こすという放蕩者と悪名高き公爵は、くらくらするほど魅力的だったので、ヘスターは夫人の忠告どおり、彼に近づかないことに決めた。だがある日、ソファでうたたね中の公爵の苦しそうな声に気づいて声をかけると――突然、唇を奪われてしまったのだ！
＊本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。ご購入の際は十分ご注意ください。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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• 3

  aさん

  2021-07-02
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  美しい姉と妹と比べ容姿に恵まれず劣等感を抱きながらも壁の華に慣れ切ってしまったヒロインと、醜聞に塗れた放蕩侯爵とその弟のお話。ヒーローと弟の関係が複雑に絡み合ってて、苦しくなる。弟が現れるたびにヒリヒリした緊張感がすごい。。お話は面白いけど、ときめき度は低いかなー。ヒロインは「麗しき放蕩貴族」にもちょこっと登場。ヒーローは「愛と喜びの賛歌」のヒーローの過去話に登場した友人かな？2人の友情が復活するところも読みたいな。弟のその後は「放蕩家族の初恋」。

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