現在3巻
ENDO
日本で捕虜となったイタリア人の尊厳の物語
時は第二次世界大戦下。日本に学者として来日していたイタリア人・マライーニとその家族は、周りの日本人との関係も良好で穏やかな時を過ごしていた。だが、それはある日突然終わりを告げた。日本とイタリアの政情の変化により、彼らはにわかに“敵国人”として、捕虜となる。拒むこともできず送り込まれた収容所での日々。異国の地で降りかかる不条理の中において、彼らが本当に守りたかったものとは―――
時代の大きなうねりに呑み込まれながら、それでも運命に抗おうとした、実在した家族の物語。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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みんなの感想
ENDO 1
日本で捕虜となったイタリア人の尊厳の物語時は第二次世界大戦下。日本に学者として来日していたイタリア人・マライーニとその家族は、周りの日本人との関係も良好で穏やかな時を過ごしていた。だが、それはある日突然終わりを告げた。日本とイタリアの政情の変化により、彼らはにわかに“敵国人”として、捕虜となる。拒むこともできず送り込まれた収容所での日々。異国の地で降りかかる不条理の中において、彼らが本当に守りたかったものとは―――時代の大きなうねりに呑み込まれながら、それでも運命に抗おうとした、実在した家族の物語。【全198ページ】
ENDO 2
戦争が奪うもののすべて。時は第二次大戦期。日本に学者として来日していたイタリア人・マライーニとその家族は、政情の変化から捕虜として愛知県の収容所で過ごすことになる。監視役の警察の強烈な敵意と差別意識は、捕虜たちの健康や人権を削ぎ取っていく……。燻った不満と我慢は、ある出来事をきっかけに爆発して……!?時代の大きなうねりに呑み込まれながら、それでも運命に抗おうとした、実在のある家族の物語。【全198ページ】