嘘だっていいのに
大学三年の八木沢海里は、清楚で可憐な容姿とは裏腹に面白いことを無視できない好奇心の塊。あるとき二年近く海外を放浪していたという年下で華やかな美貌の青年・加藤龍之介と出会い、突然「好みだ」と迫られた海里は、ウラがあると感じつつも駆け引きめいたスリルを楽しんでいる自分に気づく。やがて身体も心も接近を許してしまうけれど……?
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