鼓動よりつよく、呼吸よりふかく

くぅーー…ッ！何この表題作めっちゃ切ないんですけど！？あの悪魔やってくれましたね｡これから何十年も自分の気持ちを押し殺して生きて行かなきゃいけないなんてしんどいよ｡2つ目の作品はド天然な受けに笑っちゃいました｡可愛いカップルだなぁって思いました｡

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作者買いです。ですが、このお話すごくすごく切なくて好きです。あぁああ〜〜〜そんな終わり方なのぉおお！！ってなります。(笑)　ハピエンにはなりません‥でもそれがなんとも心苦しいくらいに、私は胸を締め付けられました。幸せになってほしかったけれど、お互いがお互いを思った結果なのかと思うと‥切ないなあぁ〜。

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表題作ほか一編。表題作は、この作者さんにしてはすごくシリアスな内容でした。「最悪」はすでに経験してる。郁が死んだとき。俺を生かすために、もう一度死ぬことを郁が選んだのを知ったとき。それを回避するためならば、恋なんて何度だって殺してみせる。それが葉月くんの、たった一つの恋の証明。郁くんが若く淡い想いを忘れて誰か他の人と結ばれる未来が来ても、葉月くんはそれを見守りながら死ぬまで独りなんだろうな…とか思うと泣けてきます。神様はとても意地悪だけど、神様だからって優しさ慈悲深さを求めるのは人間の身勝手だし、そもそもこの神様がいなかったら恋が仮初めにも成就することは無かったんですよね…。葉月くんはすべてを解って飲みこんで「最善」を選んだんだなぁ(泣)。もう一編は、大学生同士の恋。自分に興味のない能瀬くんの視界に入りたくて、室生くんが取った手段はEDの治療。頭のいい人の思考って、やっぱりどこかちょっと変。俺がここまでしてるのに勃たないのかよって逆ギレする室生くんに笑いました。振り幅の大きい一冊でした。

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一話目切ない。ネタばれになるのでかけないけど、うーん切ないです。この後どうなるのっておもうけどないからこそいいのかも。

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レビューで泣けるとあったので、泣けるのか〜と思いながら読み始めたせいか、想像が展開を先予測し序盤から勝手に泣いた。笑　最後は裏切られ余計泣いた

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