駆け引きのエクスタシー
負けたら服を脱げ──。豪華客船のオーナー・藤堂との賭けに負けた、ディーラーの喬。服を取り戻す代価は、体だった。しかし喬は不感症で、ゲームにしか快感を感じない。なのに藤堂の卑猥な台詞に肌が震え、熱を孕んだものを苛められて悶えた。「四つ這いになるんだ。もっと深い愉しみを教えてやろう」初めての悦楽と感情に戸惑い、翻弄される。なぜこの男に、こんなにも感じてしまうのだろう? 藤堂の官能的な眼差しに見つめられると、胸の奥底までを愛撫されているようで……。
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