スキャンダルはおまかせ
作品詳細
- 発行 ハーレクイン
- ジャンル ハーレクイン小説
- タグ レンタル
- レーベル ハーレクイン・ディザイア
- シリーズ スキャンダルはおまかせ
- 紙初版日 1998年10月5日
-
レビュー
5.0 (1人)
■タリーはトラブルメイカー。そしてペイトンは彼女を助ける騎士だった。
■疫病神――タリーはペイトンにそう呼ばれていた。タリー自身、そのとおりだと思う。ペイトン・ランドは南部の名門家庭出身の有能な弁護士。一方、タリーは修理工場を経営するブルーカラー出身の娘。しかも問題を起こしては、たびたび兄の親友ペイトンを頼った。今日も警察から彼を呼びだした。妻子を虐待する町の男を鳥撃ち用の散弾銃で撃ってしまったのだ。でも、これが最後。もうペイトンには迷惑をかけられない。彼は今、州知事選に立候補しようと考えている。いくらペイトンが鎧を着た騎士のように助けに来てくれるといっても、しょせん、わたしには似合わない相手だ。十六歳から思い続けてもう十年。彼を忘れられるかしら?
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)