避暑地
不倫。障害があるから燃え上がるものなのか。のめり込んでゆくけれども、その愛情は純粋で深く、普通の恋と変わらない。ただ、世間が許してくれないだけ。どこがゴールなのか、どうなるのが幸せなのかは分からない。刹那なものなのかもしれない。そんな揺らぐ思いがつまった、伊藤悶ならではの4編のアンソロジー。不倫は文化、そんな言葉を思い出してしまうような嘆美な世界に浸ってみては。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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