遙かな森の天使

連続殺人鬼がロンドンを震撼させていた19世紀末の英国。森のコテージで大切に育てられた孤児アリーは美しい女性に成長していた。後見人であるスターリング卿の城へ向かう途中、アリーは黒い覆面をした盗賊に襲われる。だが彼女の名前を聞いた盗賊は、なぜかアリーをそのまま解放した――彼女の心だけを奪って。城に着いたアリーは、自分に婚約者がいたことを知らされる。驚愕の事実に戸惑う一方で、心ならずも盗賊に惹かれ、葛藤するアリー。世間の喧噪から守られた穏やかな日々は終わり、激しく揺れ動く運命の扉が開かれた。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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• 5

  ぶちたぬきさん

  2013-12-02
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  長編として、最後まで読ませるのに、史実を組み込み、ぐいぐいと引き込みますが、犯人だけは、早々に、気づけます。ヒロインは、サスペンスに有り勝ちな、目敏い所はあるけど、銃が撃てる訳でもないのに、大丈夫だと自信を持ってる無謀な女性です。しかし、そうでなければ、話は進まないんでしょうが・・・まあ、ですが、幸運な女性なのは、確かです。誰もが、羨む様な男性と、会って数日で、恋に落ちるんですから。

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• 5

  yukiさん

  2013-05-25
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  「呪いの城の伯爵」に登場する女の子がヒロインです。この作品には前2作の主役も登場するのですが、作品になってるのかなってないのか判らない主役が1組います。このヒーローもいい感じ。推理小説には程遠いけど、ロマンスの甘すぎる設定に食傷気味なら。でも推理物としてはぬるすぎる…

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