陽炎帝国
昭和2年、まだ幼い二人は出会った。華族の血を引く娘とその家の奉公人の息子として。出生の家柄が大きく物言う時代、二人は主従関係のまま成長していくが、しだいに相手を無二の存在として意識していく。だが、高まりゆく軍靴の響きは否が応でも二人の運命を大きく変えていくのであった───。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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