【全3巻】完結
依姫綺譚
山浦(やまうら)家は代々現れる予知の才を持つ女子が当主となり、繁栄を保ってきた。依子(よりこ)は幼いころ予知の才を見いだされると、以来、屋敷の奥深くで、家のための託宣を行う日々を送っていた。ある日、戦災孤児の頭、十三(じゅうぞう)と出会った依子は当主とは名ばかりの幽閉生活から飛び出す決意をして――!?「闇市の魔女」と呼ばれた少女の伝説、待望の異色ファンタジー!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
胸キュン (4人)
独創的 (3人)
シリアス (3人)
切ない (2人)
依姫綺譚 1
山浦(やまうら)家は代々現れる予知の才を持つ女子が当主となり、繁栄を保ってきた。依子(よりこ)は幼いころ予知の才を見いだされると、以来、屋敷の奥深くで、家のための託宣を行う日々を送っていた。ある日、戦災孤児の頭、十三(じゅうぞう)と出会った依子は当主とは名ばかりの幽閉生活から飛び出す決意をして――!?「闇市の魔女」と呼ばれた少女の伝説、待望の異色ファンタジー!!【全195ページ】
依姫綺譚 2
戦後。欲望と陰謀がうずまく帝都東京の混沌、その片隅に依子はいた。政府、米軍、そして謎の機関…旧海軍の隠し財産をめぐる闘争に巻き込まれる依子。未来を予知できる彼女の能力を利用しようとする連中の思惑を、依子は逆手にとり、日本の未来、そして何より愛する十三との未来を変えようとしていた。同時に十三もまた、依子との幸せな未来を模索する中で、隠し財産の持ち主である権力者・大石のもとに潜り込み…!?【全195ページ】