お山の神さま相続しました。【電子限定描き下ろし付き】【コミックス版】

これは、好き嫌いハッキリしそう。私は好きでした。面白かったです。続いてもいいと思う…もう1冊分ぐらい読みたかった。

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神様の話好きです、山と里の境、人と人ならざる者の境。。昔はもっと曖昧だったんだろうなぁ怖いような畏怖でもあって覗いてみたくもあって色々な神様のもの読みましたが、人間とあまり変わらないものが多いですが、こちらはもう1歩Ｈが少し違っていてそんなところも面白かったです。もう一度じっくり読み返してみたいですね。小説とかでじっくり細かいところまで読んだりしたかったです。

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わーびっくりした。すごくしっかりしたお話。表紙やタイトル、あらすじで損してるんじゃないかと思います。ぼんやりしたファンタジーにエロが詰め込んであるような印象を受けちゃって食指が動かなかったんだけど。安くなってて出会いに感謝。たしかに言葉は難しめだからサラッと読むと迷子になりそうですが、ストーリーも練られた上に萌えまである。エロは余計なくらいかもしれないけど、でも本作のはちゃんと意味があるから嫌悪感はないです。「さみしい」がめちゃくちゃ効果的だなぁ…！深い愛に包まれた話なもので、気づくと泣いてました。評価低いのもったいないな。ターゲットが違うんだと思うんですよね…。

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｢界｣と約束をテーマに、自然崇拝の世界観を見事にまとめ上げた一冊。夜多羅ってどっかで見たと思ったら雅楽の拍子でした。つまり細部も凝ってる。彼岸と此岸、自と他のようなあるべき境界は、それが揺らげば自然の理が崩れてしまうもの。作中では、神(妖)と人、自然と文明として描かれています。夜多羅そのものである家や、稚児行列や指切りのモチーフが｢運命のふたり｣を違和感なく演出。見境のない不可逆的な神の契りではなく、皮一枚の隔てを溶かし合う人の契りを選んだのは、和と寄り添い続けたい夜多羅の愛だね…均衡と共存の考えは理にも適ってる。孤独を描いたお話でもあるので出迎え方の変化が沁みます。どんぐり殻斗が可愛い。

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すごく良かった〜！わかりにくいところもありますが、小さいコマにもちゃんと意味があって、ゆっくり読めば大丈夫でした。評価が低いのはその点でしょうか、もったいないです〜。温かい気持ちになるお話ですが、葛藤もあって、ストーリーもエロもあって、満足です。

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