現在12巻
愛がゆく
巨大な図体に鬼瓦のような顔、ケンカの腕っ節はもちろん超一流。傷害前科は17犯。そんな北条松五郎が酔っ払って立ちションしていたところに、未来から?赤ちゃんが送り込まれる。雪の降りしきる中、放っておくこともできない。そして、何より、松五郎にしか、その赤ちゃんはなつかないのだ。というわけで、松五郎が育てることにした。男の子だったが、愛と名付けた。愛は、松五郎のほか、秋本涼というかわいい婦人警官にも、珍しくなついた。涼の家は強面のカタギとはとは思えぬ父がいるが、その父も、愛と松五郎に愛を注ぐ。動物園に行けば、獰猛な動物も愛になつき!?
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
愛がゆく 1
巨大な図体に鬼瓦のような顔、ケンカの腕っ節はもちろん超一流。傷害前科は17犯。そんな北条松五郎が酔っ払って立ちションしていたところに、未来から?赤ちゃんが送り込まれる。雪の降りしきる中、放っておくこともできない。そして、何より、松五郎にしか、その赤ちゃんはなつかないのだ。というわけで、松五郎が育てることにした。男の子だったが、愛と名付けた。愛は、松五郎のほか、秋本涼というかわいい婦人警官にも、珍しくなついた。涼の家は強面のカタギとはとは思えぬ父がいるが、その父も、愛と松五郎に愛を注ぐ。動物園に行けば、獰猛な動物も愛になつき!?【全192ページ】
愛がゆく 2
山奥のダム工事現場で松五郎は働きながら、愛を育て上げた。が、もう、愛が幼稚園に行く年頃となり、街に戻ってくる。愛には、不思議な力が宿っており、動物が愛の心を分かってくれたり、物を目力だけで動かすことができるのだ。そのことは、涼と愛だけの秘密となっているが!?また、幼稚園では名前のことや、山奥育ちの荒っぽい田舎弁や、松五郎の弁当の見た目が悪いことなどでいじめられる。そんな中、愛を消そうとする謎の黒い集団が来て!?【全192ページ】
愛がゆく 3
愛は幼稚園ではいじめられっこで泣き虫。だが、愛が雪の中に置き去りにされていた時に置いてあった、帽子を松五郎がかぶるようにさせてから、愛は、未来にいる自分の母親と交信ができるようになった。愛が動物を支配し、やがては人類をも支配する悪魔の使いだと信じる未来からの使者に、またしても襲われそうになる。でも、愛は帽子を通じて交信できる母の言葉を信じて、ひとりで戦うことを決意する!?【全190ページ】
愛がゆく 4
小さかった愛ももう中学生。とはいえ、泣いてばかりいた子供の頃とは変わって、バイクを乗り回し、週に1度しか学校に行かない、変わり者に成長していた。そして、以前から秘密にしていた、魔法のような力は、いっそう強くなっていた。小さくなってしまった、母親と交信できる帽子で交信中に落雷があり、飛行機事故が起こった。が、その事故でたった1人の赤ちゃんだけが無傷で助かった。その赤ちゃんこそ、自分と同じ、未来から送られてきた仲間だと思い、交信しようとするが、コードネームを知らず!?【全184ページ】
愛がゆく 5
愛の魔法のような力は、日々増している。ある日喫茶店に、自衛隊から武器を盗んでヤンチャしようと入ってきた近藤狂平という高校生と交信できることが分かる。そして、先だっての飛行機事故で助かった赤ちゃん・周小籠とも交信ができた。が、コードネームが分からないのと、赤ちゃんの体の限界で交信しきれないままに終わる。また、例の帽子をかぶって、最期に母と対面できる交信をすることができた。自分が悪魔なのか、周小籠たちの言うところの同志なのかが分からないまま!?【全190ページ】
愛がゆく 6
敵のUFOが周小籠の言うところの同志を滅ぼすために、地球にやってきた。やはり未来からやって来た、スーザンと共に逃げる愛。UFOは、アメリカの上空にとどまったまま、愛たちを探しに来ていた。スーザンの言う未来には、家族や恋人を思う気持ちというのは存在しないらしい。そして、愛が大事な松五郎や涼、未来を守る為にも、UFOと戦わなければならない。そのため、UFOに立ち向かったところ、UFOが愛の顔を映し出したまま東京を襲撃して!?【全184ページ】
愛がゆく 7
近藤狂平が透視の力をつけて、愛たちを助けにやって来た。UFOがいる都内で、愛と狂平、未来と涼、おやっさんとで隠れる。愛の体は壊滅的に傷ついていたが、動ける程度には回復した。そのタイミングで、愛と狂平だけで逃げることになった。バイクで移動していたところ、レイという美少女も一緒に逃亡に巻き込む。が、ホテルに泊まって風呂に入るというときに、未来の国からの追っ手、つまりUFOと同じ目的の女であったことが分かり!?【全192ページ】
愛がゆく 8
恐怖の新地球計画を進行させ、世界征服を始めた未来人。一方、松五郎や未来と別れ、不思議な能力を失った愛は、未来人の交渉人たちのもとで、眠らされていた。アメリカとロシアを既に滅ぼした未来人達は、日本国民に知能指数の高さをチェックさせ、能力の低い者は殺す計画に出ようとしていた。松五郎のもとに集まった子供達は、愛と同じく交信する力を持っており、松五郎を愛の元へたどり着かせる。再会できた愛と松五郎だが!?【全186ページ】
愛がゆく 9
不気味な緑色の霧が立ちこめる、都市占領下の地球。未来人たちによって、能力判別を受けさせられた国民の額には、知能指数の値が額に刻まれた。そして、不思議な能力が回復した愛。レイを助けたことにより、未来人たちのトップが消えた状態となる。そして、日本でも、額に刻まれた数値が30を下回る者たちが、だんだん衰弱してきた。この状態をなんとか回避させたく、愛は周小籠に通信して相談するが、止めることができない。愛は自分に与えられた破壊力を信じて、南極圏へ戦いに出る...【全186ページ】
愛がゆく 10
額に刻まれた数値の高い者と低い者がごちゃ混ぜになって、戦いが始まった。無意味に多くの犠牲者が出てしまう。未来は両親の反対を押し切って、未来人たちに賛同するグループと戦いに出る。一方、南極圏に戦いに出た愛は、孤独に未来からの襲撃に打ち勝っていく。未来人が言うところの悪魔となった愛は、次々に戦闘機を倒し、恐れる神のごとくなってゆく。数値の高い人間達が、言語などの知能を埋め込まれて、ワシントンに集まるが、突然地面が割れて、松五郎やおっちゃんへの愛を込めた愛が、姿を現し!?【全184ページ】
愛がゆく 11
世界統一国家を企む未来人に対し、地球の運命と、愛する数々の人を思って、自らの命を賭けて戦う愛。そんな愛を助けようと、人質に取られていた松五郎や未来が南極圏へ飛び込む。一方、未来の都市にたどり着いた愛は、その街が、幻想の街であることを知る。そして、さらに未来人たちに酷い過去の記憶を焼き付けて、地球征服に向かわせたブレインのトップが、自分を産んでくれた母であることを知る愛。母は天使なのか悪魔なのか!?愛も天使なのか悪魔なのか!?【全188ページ】
愛がゆく 12
自分を産んでくれた母こそが、未来人の知能を操って、現在の世界を征服するブレインのトップであることが分かった愛。愛は母との戦いで、苦しみながらも、母を倒し、世界を正しい方向に修正してゆこうとする。一度は南極圏に行き、松五郎や涼たちに会う愛。しかし、自分の生まれてきた本当の目的は、間違った記憶を植え付けられた未来の時空を正すことであると知った愛は、未来を連れて、未来の時空へ消えていく。育ての父・松五郎や涼への感謝の気持ちをこめて...【全184ページ】
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