現在10巻
ももたろう
古賀大作、村田猛、亀乃川長男の三人は私立大学の相撲部に所属しているが、4年間一度も勝ったことのない彼らにはプロへの道も、就職のコネもなかった。そこへ古賀の後輩、百田桃太郎が上京してくる。彼は高校を卒業した後、相撲部屋への入門を希望し、古賀を頼ってやってきたのだ。島で一人で鍛えたという百田の体は、高校生とは思えないほど立派なものだった。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
ももたろう 1
古賀大作、村田猛、亀乃川長男の三人は私立大学の相撲部に所属しているが、4年間一度も勝ったことのない彼らにはプロへの道も、就職のコネもなかった。そこへ古賀の後輩、百田桃太郎が上京してくる。彼は高校を卒業した後、相撲部屋への入門を希望し、古賀を頼ってやってきたのだ。島で一人で鍛えたという百田の体は、高校生とは思えないほど立派なものだった。【全238ページ】
ももたろう 2
観客の前で手に汗握る大相撲を取ることを夢見る百田桃太郎。相撲にはめっぽう強いが、美人を見るといてもたってもいられず“お願い”しちゃう彼の行動は、伝統と格式を重んじる大相撲界で大ヒンシュク!【全236ページ】
ももたろう 3
ヤクザとけんかして負傷した日下が入院した病院には、巌流部屋に入門を希望している篠良介の姉・可南子が医師として勤めていた。篠先生に秘かな想いを寄せる日下は、しつこく篠先生にせまる百田の行動が気になって仕方がない。日下を見舞に来ながら篠先生の後を追って病室を出ていった百田を、傷の痛みも忘れて追いかけるのだった。【全238ページ】
ももたろう 4
花垣部屋に出稽古に来ていた百田と良介。戻ってきてから人が変わったように気迫に満ちた稽古を続ける浜嵐に、百田は自ら稽古を申し込む。ちょうど、顔を出した夏穂の目の前で百田は浜嵐関を投げ飛ばしてしまう。【全234ページ】
ももたろう 5
再入幕後、10連勝を続ける百田と浜嵐関が対戦することになった。この勝負に勝ち、夏穂にプロポーズすることを決心した浜嵐関は、百田に決してまわしを取らせないという作戦を考えていた。一方、百田は四股名を「ももたろう」にすることにまだこだわり、呼び出しで「百田」と呼ばれるたびに抗議していた。いよいよ二人の取り組みが始まるが…。【全236ページ】
ももたろう 6
本場所が始まり、百田は東前頭八枚目として出場、四日目が終り、負無しの全勝を続けていた。また、横綱昇進がかかった東の大関・駒錦、今場所で優勝すれば大関に昇進の東の関脇・花千里、大関取りが振り出しに戻った西の関脇・浜嵐はともに3勝1敗。日下桃太郎は四股名を日下龍と改め新入幕してきた。五日目、同じく4戦全勝している日下龍と百田が対戦するという日の朝、百田は神無月部屋にも花垣部屋にも出稽古を断られ、日下龍のいる真田部屋へと出向く。一方、真田部屋には篠可南子が日下龍の応援に来ていた。【全234ページ】
ももたろう 7
神無月理事長が志麻さんと待ち合わせたホテルのロビーで、同じく百田も今日子と待ち合わせていた。それを知った百田の親方、巌流は神無月をひとまず最上階のバーへ向かわせる。しかし、そこへ今日子がやってきてしまう。あせった巌流は神無月をなんとかエレベーターへ乗せバーへ連れていく。百田と今日子、志麻と神無月のカップルを鉢合わせさせないためにひとりで走り回る巌流の苦労も知らず、4人はそれぞれ楽しい夜を過ごすのだった。【全228ページ】
ももたろう 8
百田の故郷・尾仁乃島では百田の人気にあやかって「ももたろうランド」という一大レジャーランドを建設していた。しかし、昨年の台風の被害で多額の借金を背負ってしまう。初場所での百田の優勝賞金で急場をしのごうと考えた、父・潔と町長らは百田に発破をかける。百田もその期待に応えるため優勝を誓う。一方、夏穂との結婚式を初優勝で飾りたい浜嵐、有泉千穂と秘かにデートを重ね、活力をみなぎらせる花千里も優勝を狙っていた。12日目を迎えても3人は土つかずで全勝を重ね、残り3日でそれぞれ対戦し優勝を争う。【全212ページ】
ももたろう 9
如月に、気持ちがよくなり筋力が弱まる薬をのまされた百田。次の日の対戦相手は浜嵐関だ。浜嵐は最愛の妻、夏穂が家出してしまい、そのうえ可愛がってくれた祖母まで亡くしてしまい、フラフラの状態だった。それを知っているにも関わらず、笑いが止まらない百田に腹を立てた浜嵐。百田が笑うのは夏穂といるからだと思い込み、頭に血が登る。一方、百田は薬のせいで力が出ないが、浜嵐が冷静さを失ったことで自滅してしまい、なんとか勝利をもぎ取る。【全210ページ】
ももたろう 10
神無月理事長の期待に応えたい百田はある計画を思いつき、古賀たち3人にも手伝ってもらう。翌日、百田たちは理事長を訪ねて神無月部屋へやって来る。そこで、横綱にもなっていないのに土俵入りを始める百田。はじめはサマになっていたが、途中から桃太郎の童謡の振りを付けたアレンジを入れる。あまりのことに腰を抜かす神無月は、古賀たちに対してなぜ百田を止めなかったのかと怒鳴り付けるのだった。【全206ページ】
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