愛を試された公爵 三人の無垢な花嫁 III

あるパーティでウエイトレスを務めていたモリーは、客からセクシャルハラスメントを受けた。その場を救ってくれたのが、スペインの銀行家にして公爵のレアンドロだった。長身で、見たこともないほどすてきな男性だ。モリーはその夜、誘われるがままに彼の家で一夜を過ごす。翌朝、彼女はレアンドロの言葉に打ちのめされた。「愛人として君をぼくのそばに置いておきたい」。初めての男性にお金で買われた気がして、モリーは憤然と彼の家を飛びだした。
■行方知れずだった末の妹が、ついに皆さまの前に姿を現します。2009年9月からお届けしている人気作家リン・グレアムの三部作。最終章にふさわしい力作をお楽しみください。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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• 4

  ナナママさん

  2021-05-31
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  結局四兄弟になるのか。末っ子の行方不明だったモリーのお話。祖母によって姉と違い私生児だからという理由で福祉施設に入れられた薄幸のヒロインです。スペインの公爵とできちゃった婚するのですが身分の差で姑小姑から疎まれ、ヒーローも夜の営みのみで他は放ったらかしという酷い扱いを受けます。ヒロインが去った途端後を追いかけて今迄の態度を悔い改めると言うが、去らなければ一生そのままと思うとゾッとしますね。迎えに来たのがニコライで登場の仕方が颯爽として良かったです。

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