海暴奴

SAMURAI男児たちのプリズンブレイク！？

幕府は倒れた！　しかし、維新はなったが権力の闇は深い！　絶海の孤島に島流しにされた囚人たち。そこに待っていたのは、明治政府の隠し金山での地獄の労役の日々だった……！
大人しく死なんか待っていられるか！　自由を求めて鎖を断ち切った「海暴奴（ウミボーズ）」たち！　反骨心とサムライ魂が絶海の獄門島で吠える！　果たして彼らは生きてこの地獄から抜け出すことができるのだろうか！？

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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• 3

  芋子さん

  2018-03-21
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  ありえない展開ですが痛快・爽快でした。底辺から這い上がる正義の味方のサクセスストーリーで、巻数も少ないため気楽に読めます（ラストはさすがにそれはないんじゃないのと思いますが）。一方、明治維新後すぐの社会背景がわかるのはためになります。三巻に収録されている「赤い大地」は、こうした囚人労働やタコ部屋労働、また大黒柱を奪われた女性逹の悲惨な生き様など、この頃の社会の闇をリアルに紹介してます。ところでもっともっと昔の作品かと思ったらそうでもなくて驚いた。

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