背中で恋を語るな【イラストあり】
新しい職場のレストランで働き始めた小谷悠紀。
オーナーやギャルソン仲間はみな親切だったが、シェフの九曜数馬だけは常に不機嫌な態度で、小谷に対する苛つきを隠そうともしない。
だが、親切な人々が簡単に豹変するのを知る小谷には、最初から好意的でない方が気が楽だった。
相手が距離を置くなら自分からも近づかない……そう思っていたのだが、アパートの火災で住む所を失い、なぜか九曜の部屋に間借りすることに……。
砂河深紅先生の口絵・挿絵収録。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)