巣ごもりオメガは後宮にひそむ

名門アブズマール家に生まれたミシュアルは、兄たち同様、自分がアルファになることを信じて疑わなかった。そしていずれは軍人として、尊敬する次期国王・イズディハールを守っていくのだと夢見ていた。十三歳のその日、性徴検査を受けるまでは……。
思いがけずオメガの判定を受け、夢であった軍属の道を断たれたミシュアルは、さらに医師から「既につがいのいる身」であると、身に覚えのないつがいの存在を突き付けられる。
夢を奪われ、ひっそりと暮らす中、彼を見かねた従姉・ラナの計らいで、妃候補の護衛として国王・イズディハールの後宮に入ることに。後宮に入ったミシュアルは、そこで自身のつがいの痕跡を見つけ――
※電子版は単行本をもとに編集しています。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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• 3

  くらもちなおさん

  2025-11-15
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  上背もあり力も強いオメガは最高ですし二転三転するストーリーも面白かったですが、少し設定の甘さが目立つかなという印象です。ファンタジーだからと言われたらそれまでなんですが、これくらいの時代設定の王族貴族の婚活騒動が２０過ぎは遅いとおもいます。妃候補の騙され方もちょっと幼稚ですし、殺すの目的ならさっさと実行すればよかったのにもたもたしてるから援軍来ちゃうし、蓋を開ければただ陛下がへたれだったせいという。話が面白かっただけにもったいなかったです。でもオメガの設定は最高でした。

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• 3

  はーちゃんさん

  2025-11-12
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  最初のうちから国王が番なんだろうなとは思いましたがどの様に明かされるのか楽しみに読み進めました。が、子供の頃で噛み跡もないのに番っているとか、番いと知られない様に王様がにおいを消すとか、作戦を立てるために何日も従姉の妃候補の部屋に泊まり込むとか良く理解できなくて種明かしもこんなものかと思いました。

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