江南行

著者佐々木泉

ジャンル：青年漫画
長さ：258ページ
4.6 （5人） 5

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作品詳細

著者佐々木泉
発行 KADOKAWA
ジャンル青年漫画:歴史・時代
年代 2000年代
レーベル MFコミックス
レビュー
4.6 （5人） 5

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時は2世紀末、広大な中国大陸では群雄割拠、戦乱の世を迎えていた。三国時代の呉の国において、その柔軟な考えと温和な人格で頭角を現す事になる男・魯粛（字・子敬）。平穏な暮らしを望む彼の才を、時代は見逃しはしなかった。徐々に呉の国そのものに組み込まれていきながら、しかし彼は自らが本当に望む世のあり方を見失うことも無かった……。武勇と戦いのみが注目されがちな三国志の舞台で、生き、暮らす、人々の姿と思いを描く、唯一無二の静謐な三国志物語。

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

5 1 あめ主人公は魯粛で、有名な倉をあげるシーンや、今まであまり見たことなかった南へ向かうシーンなど面白く読みました。クレイジーだったり極端にお人好しだったりでなく、ちゃんとした魯粛でした。周瑜がとても美しい。きれいなお姉さんみたい・・かつ山越を斬るシーンは迷いがなくかっこいい。ほかにも歌姫の育成？や孫策と並んで歩く絵など周瑜好きには必見です。周瑜が主人公の漫画って私は知らないのですが。これは脇役でありながらも、魯粛との友情の中数多く登場しています。おかしな脚色もなく、穏やかで性格のいいかっこいい周瑜様が見られます。孫策も回想でしかでてこないが、文句なしイケメンになっています。とにかく絵が素敵～。ストーリーはやや話が飛びがちですがあらかじめ三國志を読んでいればそんなに気にはならないか・・・魯粛中心にした作品ははじめてだったが、孫呉に好意をお持ちのかたは読んでみることをおすすめします。あるいみ魯粛が、諸葛亮を歴史の表舞台に呼んだ、という、そんなストーリーで、確かにそうなんですよね。なんでそんなことしたのかは謎だがね...諸葛亮もいい感じにキャラを拾われています。そんなにすごくなく、素直に、描かれています。しかし残念なことに、本作は赤壁の一戦目で終わってしまいます。　開戦に向けて周瑜が軍をまとめるシーンがちょっと物足りなく、戦闘シーンもなかった等残念な箇所もありました。なので続きを書いてほしい。続きも読みたくなりしかたなく勝手に宮城谷昌光の赤壁の辺りを再読しましたよ....続きがあっても、周瑜はすぐ、死んでしまうけどね・・(主人公は魯粛！！) 2020-07-17 3608914 1 1 1k0b-a-v2 ccpB9-%A4%A2%A4%E1-v2