【全4巻】完結

好きじゃないけど愛してる

著者南野ましろ

ジャンル：ボーイズラブ漫画
長さ：204ページ
4.0 （3人） 3

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作品詳細

花島光基（受）と日高朝陽（攻）はクラス公認のらぶ・フィーバーカップル。そこへ光基の姉が幼児な息子・旭を押しつけて去ったから大変！！　しかも旭は朝陽をライバル視している──！？　大好評の南野ましろワールドに描き下ろしをプラスしてお届けです！！

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

4 3 hino ４巻が２００２年発表らしいので結構前ですね。初作家さんですがなんとなく気になってレンタル。微妙と思いながら全巻読破してしまいました。レビューないのでちょっと詳しく書いてみます。全巻通してまるまる高校生１ＣＰの日常です。家族バレ、学校（共学）バレ（教師込）していて好意的に受け入れられているバカップルのコメディです。嫌な人が誰もでてこない、当て馬的人もでてこない（それどころかモブの名前さえない）、波乱が日常の一コマレベルという話を４巻つらぬいています。１巻冒頭から子供（幼児）が天才設定でちょいちょいでてきますがバカップルの刺激にもならない程度で後半にいくにつれてキャラは薄れていく感じ。いわゆる二人で育児マンガではないです。無口で割と唯我独尊（ツンデレではない）っぽい受をとにかく彼が世界のすべてという攻がひたすら尽くす。でも受も攻を好きだというのを隠さずに無表情で甘える。二人してクラスメイトの面前でハグもするしキスもするし夜の営みの話もしちゃう。そして友人たちや教師はそれを受け入れてドタバタと過ごす。そんな日常をずっと描いています。コメディですが絵柄がサッパリ系なので読みやすく、登場人物もモブは多いですが名前のある人物は描き分けできているので混乱することはありません。バカップルですが熟年夫婦のような落ち着きを持ちつつ新婚夫婦のような甘さを終始ばらまいているのでパターン化しているといえなくもないかな。受が甘えるさまはとってもかわいいです。エッチは毎晩かってなくらいのセリフが多いですが描写はわずかです。ストーリー性やエッチを求めるな方には向かないですがバカップルの非現実的日常をのぞき見たいならいいかも。周囲にゲイもおかまも登場せず高校生がラブラブなのを隠す様子もなくバカップルをつらぬいているのはすがすがしくわたしは楽しめました。 2017-02-12 350028 0 1 c63p-a-v2 thpg-hino-v2