誰にも信じてもらえない病気〜線維筋痛症になって〜

慌ただしい毎日を過ごしている、万理子は、腕の痛みがどんどん大きくなってきていることに悩んでいた。何か所もの医者に相談するも「異常なし」と言われ同時に身体のダルさもあり、横になっていると夫からは怒鳴られる日々。こんなに痛いのに誰も信じてくれない…と不安に押しつぶされそうになっていると…光の一筋が…。

その他、ガイドヘルパーを始めたもののトラブル続きの人についてしまい…ボランティアを通し「ありがとう」の重みを知る話、また両親が他界し、その後輩に引き取られ育てられた女の子と男が、大人になって二人の関係が変化する話、また疎遠になっていた親友と正反対の道をいき、とある事情でお金を借りようとするも……、乾いた心がしっとり潤う短編集。

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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