【全4巻】完結
群緑の時雨
江戸時代初期、幕府が開かれた直後はまだ地方では小さな国同士の争いが起こっていた。その中のひとつ、士々国の武家で育てられている中谷霖太郎は、父親が戦で背中を斬られて死んだという不名誉な噂で他の武士から蔑まされていた。それでも霖太郎は親友の府介と共に、その幼い胸に武士の誇りを刻み、まっすぐ生きようとする。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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群緑の時雨 <一>
厳しい時代をまっすぐに生きていこうとする少年少女の成長物語。士々国の武家で育てられている中谷霖太郎は、父親が戦で背中を斬られて死んだという不名誉な噂で他の武士から蔑まされていた…。【全193ページ】
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