令和元年のえずくろしい
「なあ、平成の大不況に生まれて
令和になったらコロナがきてよ。
仕事も無くなって税金も上がって最低賃金は安いし、
俺らみたいな底辺に未来はねえだろうが。
欲望のままに生きて、何が悪いんだよ。」
ゼロ年代から続く大阪のシェアハウス。
そこでは様々な傷を抱えた若者たち十人が共同生活している。 令和元年夏。新たな二人の男女が引っ越してきた。 今日も住人たちは互いの感情をぶつけ合いながら過激な青春を謳歌していく。 搾取と分断の果てに、全てが崩壊するとは知らずに……
暴力、淫蕩、怠惰、傲慢、嫉妬……地獄のシェアハウスで巻き起こる最悪の群像劇。
【えずくろしい】京言葉で「不快」「あくどい」等の意。
★続々重版出来&宝島社「このマンガがすごい!2022」オトコ編第13位『奈良へ』大山海最新作
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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