きみの声が聞こえる

ヒロインは不思議な能力でヒーローを救い、その影響かヒロインと心で会話が可能になります。今度はヒロインの悲劇的な出来事をヒーローが助け、そしてお決まりの・・・という話ですが、ただのロマンス話ではないのが一層読み応えをアップさせます。

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大昔に1チケキャンペーンやってた頃に購入したけど、いつ読んでも前半の親子やお葬式やおばあちゃんの場面は涙腺が緩む……。しんどいけど終盤の盛り上がりがたまらない、何度も読み返すぐらい良い作品です。

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作者買いです。不思議な力を持つヒロイン。父と兄を失ったことは悲しいことだけれど、ヒーローと出会えてほんとによかった。

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物語は、透視できる女性が、妻殺しの男に殺されかけるスリルに満ちた物語です。そのヒロインを助けるのが海兵隊を除隊した男性。何か知りませんが、心の中に疑問と女翁葛藤を抱えている様子。事故にあい、ヒロインから輸血を受ける。すべてがミステリアスな中で始まります。優秀な弁護士が、ふとしたはずみに妻を殺してしまう。（そもそも、浮気症の女性と結婚するところからふとしたはずみなのでしょうが…）死体の始末をするのですが、それをヒロインに悟られたと思い、ヒロインを殺そうとします。至って普通の人間が、自分の生活を守るために次々犯罪を犯していく面も興味深かったですが、そういうヒロインを街の人のように「頭がおかしい」など一瞬たりとも思わず、信じ守ろうとするヒーロー。純愛ですね。透視や未来予測など不思議な力を持つゆえに苦しむヒロイン、そういうヒロインをすべて受け止めるヒーロー、そのヒーローを支える義弟…。本当は妻殺しの弁護士だって殺すつもりはなかったので、一番の原因は浮気症の妻だと思うけれど、ふとしたことで道を誤り自己保身のために何度も罪を犯す弁護士。どの部分も非常に興味深く、それを素敵な画で描いてくれるはやさか先生。最高でした。何度も読み返したい内容でした。

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超能力のヒロインは初めて見ました。サスペンスもまじって楽しく読みました。HQ、時々小出しにいい話出して来るね。

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