現在2巻
オーロラの街
小学4年生の幸子の同級生・久保は家が貧乏なため、クラスメートからいじめを受けていた。さらに潔癖症であるクラス担任の野島先生からも嫌われていた。ある日のこと、給食着をきちんと洗濯せず、手が汚いまま配膳した久保は、野島に激しく叱られ、そのままクラスを飛び出してしまった。そんなことがあって久保は学校を欠席するようになってしまう。以前いじめられていた経験のある幸子は久保を心配して、配られたプリントと給食のパンを届けるということで、久保の様子を見にいく。学校に出てくるようにすすめる幸子に対して久保は、誰も待っていない学校になんて行かない、と言い出す。しかし「わ…私が……待っとる…」という幸子の言葉に、久保のかたくなな態度はゆっくりと変化していくのだった(第1話)。●その他の登場人物/坂田喜市(工場で働く旋盤工)、ひふみ(理髪店で働く女の子)
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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現在2巻
オーロラの街 1
小学4年生の幸子の同級生・久保は家が貧乏なため、クラスメートからいじめを受けていた。さらに潔癖症であるクラス担任の野島先生からも嫌われていた。ある日のこと、給食着をきちんと洗濯せず、手が汚いまま配膳した久保は、野島に激しく叱られ、そのままクラスを飛び出してしまった。そんなことがあって久保は学校を欠席するようになってしまう。以前いじめられていた経験のある幸子は久保を心配して、配られたプリントと給食のパンを届けるということで、久保の様子を見にいく。学校に出てくるようにすすめる幸子に対して久保は、誰も待っていない学校になんて行かない、と言い出す。しかし「わ…私が……待っとる…」という幸子の言葉に、久保のかたくなな態度はゆっくりと変化していくのだった(第1話)。●その他の登場人物/坂田喜市(工場で働く旋盤工)、ひふみ(理髪店で働く女の子)【全224ページ】
224
配信日:2016/07/15
配信日:2016/07/15
オーロラの街 2
母親と弟とともに暮らす純は、野球が大好きな明るい少年だった。しかし、小学校に上がり友達ができ始めたころ、父親がいない自分の家が他の家と違うということに気づきはじめていた。母親は働きづめだが、家庭は貧しく、小遣いや学用品にさえ事欠いた。こんなことになったのも父親がいないためだと思うようになった純は、父親に対して憎しみを抱くようになる。ある日、弟の満と買い物に行って帰ってくると、見慣れない男物の靴が玄関に置いてあった。居間に上がってみると、そこには母親と父親が向かいあって座っていたのだった(第1話)。【全212ページ】
212
配信日:2016/07/15
配信日:2016/07/15
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2冊あっという間に読破。何編かで1エピソード完結するヒューマンヒストリー。戦後数十年後昭和の貧困家庭のリアルさ。巨人とか長嶋とかの世代のようだ。冒頭の女の子2人の話がよかったなあ。マーブル!マーブル!ただ女の子2人が向い合って叫んでるだけなのにヒシヒシと共感出来る。山本ワールドに引き込まれてしまう。血が繋がった家族、心通じる友というものがこの時代何より心の拠り所になり得るんだと分かる気がした。貧しさの連鎖を表現している点では松本清張にも匹敵する読み応えがある。それぞれ別々のエピソードだが、2巻目で何気に各主人公たちのその後もチラッと見届ける事が出来る。2巻まとめて買って正解だった