シークレット バリエ

バリエシリーズ第七段。これまでマッタリと進んでいたストーリーが、この巻では忙しく動きます。……というか、作品紹介の所で最大のネタバレをしてどうするんですかRENTAさん。そこは中を読んで初めて「えっ！そうだったの！？」というバリエシリーズ二大引っ掛けの一つなのに…！ここからはネタバレになりますが、リドが男の子としての恋をした事がない、本来なら女の子だから。という事をアゼル婆が匂わせてますが、その後一人で涙したリディは誰に恋をしていたのでしょう？王道ならダン・トルヴィルか財閥の坊っちゃんでしょうが、私はシドだといいなと思っています。なにせキスシーンありますし！！シドはリディに依存していたと言っていますが、好きだからこそいじめてたんじゃないかなぁと…そして女の子だったと分かって、自分みたいな駄目男（と自分では思ってる）が傍にいたらいけないと思ってリディの幸せのために離れようとしている。この後本来ならガレットとリディの婚約が公式ですが、読み進めて行くほどに、ガレットとシドは相思相愛にしか思えません。性別を自由に変えられるので腐女子でなくても恋愛モノとして楽しめますし、BL好きな人でも楽しめます。ストーリーもかなり凝ってますし絵もキレイで何年経ってもファンです。

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