【全4巻】完結
ペスト
194X年4月、アルジェリア北西部の港町オラン。短い春を謳歌していた町は、前触れなく閉ざされた。恐ろしい流行病によって――。鼠の氾濫、謎のリンパ疾患、錯綜する情報、そして……。
凡庸な町が突如として熱病に侵される“不条理”を描き、圧倒的共感を呼んでいるノーベル賞受賞作家・カミュの代表作を、車戸亮太が激情のコミカライズ!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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全4巻
ペスト(1)
194X年4月、アルジェリア北西部の港町オラン。短い春を謳歌していた町は、前触れなく閉ざされた。恐ろしい流行病によって――。鼠の氾濫、謎のリンパ疾患、錯綜する情報、そして……。凡庸な町が突如として熱病に侵される“不条理”を描き、圧倒的共感を呼んでいるノーベル賞受賞作家・カミュの代表作を、車戸亮太が激情のコミカライズ!!【全203ページ】
203
配信日:2021/01/09
配信日:2021/01/09
ペスト(2)
鼠の大量死も謎のリンパ疾患も、全てはペストによるものだった。県知事の命令により都市封鎖されたオラン。血清も尽きる中、それでもなお医師・リウーをはじめ、人々は懸命に職務を全うする。初めはひたむきに耐えていたが、やがて――。【全203ページ】
203
配信日:2021/01/09
配信日:2021/01/09
ペスト(3)
最初こそペストを恐れ、清貧に過ごしていたオランの人々。だが、病が日常となり、“誰かの死”に徐々に慣れていってしまった。リウーを含む保健隊は、懸命に活動を続けるも、病の魔の手は容赦なく、幼気な子の命すら奪っていく。理性、職務、家庭、進行……。日常を支えるもの全てが揺らぐとき、彼らはどのように明日を目指せるのか――。もがき葛藤する人々を描く、哀哭の第3巻。【全204ページ】
204
配信日:2021/06/09
配信日:2021/06/09
ペスト(4)
ペストから復活したグラン。この奇跡は、やがて町中に広がり、死亡者および感染者は急速に減っていく。そしていよいよ、都市封鎖解除まで数日となった時、タルーがペストにかかってしまい……。“病”という理不尽を目の前に、たとえ報われなくとも懸命に前を向く人々を描いた、冀求の最終巻。【全203ページ】
203
配信日:2021/09/09
配信日:2021/09/09
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食物連鎖の頂点が脅かされる理由の一つは底辺にも満たない細菌による感染症である。コロナが流行った時に読みました。当時ペストが全国へ流行した理由は『鼠の食べるモノが無くなり都心部から地方へ移動したからだ』とされていましたがコロナ禍により病原菌を全土に、ばら撒いたのは鼠ではなく『ペストを恐れて地方に逃げた人間だったのではないか?』と新訳が出てくるほどに人間は恐怖に弱く利己的で無知がゆえに愚行を犯しました。当時は医療も発達して居ません、冷静に正解を判断出来た人間はどれくらい居たのでしょうか?また愚行を愚行と思わず魔女裁判の様に恐怖心から他人を制裁し、おまけと言いつつ身包みはいで私腹を肥やす、人間の本性すら出てくる自体に対応せざるおえない状況でも生き残ってしまった人間とは何なのか?とまで考えてしまう作品でした。この漫画を学校の図書館に置くことをお勧めします。