現在4巻
南条翔は其の狐の如く
作品詳細
- 発行 主婦の友社
-
ジャンル
ライトノベル:伝奇/獣人・ケモミミ/妖怪
ライトノベル・男性向 - レーベル ヒーロー文庫
- シリーズ 南条翔は其の狐の如く
- 紙初版日 2019年1月31日
-
レビュー
4.0 (2人)
十歳で両親を亡くして以来、幼馴染達に支えられてきた南条翔は、
この春から高校生もなった。
ある日、頻繁に約束を破る幼馴染達に対して、翔は彼らを怪しみ、二人の後をつける。
すると山中のあばら家で見たこともない、おぞましい化け物の姿と、
それに臆することなく化け物を退治する、幼馴染達の一面を目の当たりにした。
長年付き合いである、彼らのことは家族同然として見ており、
「なんでも言える関係」でいようと、その絆を深めていた。
けれど、彼らの知らない姿がそこにはあった。
翔にとって、その奇々怪々な光景はあまりにも衝撃的なものだった。
彼らの秘密を知った同じ日。
翔は、この世とは思えない、美しい銀色の狐と出逢う。
あばら家に侵入してきた迷い狐は、くくり罠に掛かり、怪我を負っていた。
それを救った翔は狐から懐かれ、一夜を共にすることとなったのだが―――。
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
南条翔は其の狐の如く 4
「俺の親は鬼に食われた」――――妖たちの世界を人気イラストレーター六七質が描く。人気和風ファンタジー待望の続刊!
南風月(はちがつ)下旬。
夏休みも終わりに近づいていたが、神社で助勤をしていた半妖の南条翔は
ヒトの世界に帰してもらえないまま、妖の世界に身を置いていた。
天之町内では『百鬼夜行』が頻発しており、
ヒトや妖が無差別に襲われる事件が起きていた。
赤狐の比良利たちは百鬼夜行が発生した大元の原因を作ったのは
『妖祓』ではないかと睨んでいたが、妖祓側は夏休み中行方不明になっている
『南条翔』が騒動の鍵を握っているのではないかと考えて動き出していた。
妖とヒトの関係に亀裂が入る中、ついに妖祓が妖の縄張りを奪う策を講ずる。
里山に『あやし威し』の罠を張り、妖の捕縛や調伏を開始。
『あやし威し』の罠を張られ、妖たちは里山に出られなくなった。
ヒトに奪われる縄張りの様子を確かめることができず、焦る妖たち。
そこで人間に戻ることができる半妖の翔が名乗り出る。
人間の自分には妖祓の呪いが効かないから、
罠を除去することができ、
人里に隠れ棲む妖たちの様子も確認できると進言したのだ。
翔は人間の姿に戻り、里山奪還の方策を見つけるため、
里山に下り立つ。
そして妖祓である和泉朔夜と再会するが、
彼は行方不明になっている翔を心配して探し回る一方で、
翔が妖の味方をしていると薄々気づいていた。
朔夜は、翔が百鬼夜行を扇動しているのではないかと激怒するも、
翔の心には響かなかった。
翔は妖祓に対して疑心暗鬼になっていた。
六年前の両親の死について真実を隠されていたからだ。
両親は鬼に食い殺された――
その事実を朔夜は知っていて隠していた。
そして『黄貂の千早』から聞いたもう一つの真実、
妖祓が『鬼を調伏するために南条家を利用した』ことに対して
翔は憎しみと怒りを抱いていた。朔夜と再会した翔は感情が爆発してしまい、
ついに幼馴染の二人は対峙することになった。【全351ページ】
南風月(はちがつ)下旬。
夏休みも終わりに近づいていたが、神社で助勤をしていた半妖の南条翔は
ヒトの世界に帰してもらえないまま、妖の世界に身を置いていた。
天之町内では『百鬼夜行』が頻発しており、
ヒトや妖が無差別に襲われる事件が起きていた。
赤狐の比良利たちは百鬼夜行が発生した大元の原因を作ったのは
『妖祓』ではないかと睨んでいたが、妖祓側は夏休み中行方不明になっている
『南条翔』が騒動の鍵を握っているのではないかと考えて動き出していた。
妖とヒトの関係に亀裂が入る中、ついに妖祓が妖の縄張りを奪う策を講ずる。
里山に『あやし威し』の罠を張り、妖の捕縛や調伏を開始。
『あやし威し』の罠を張られ、妖たちは里山に出られなくなった。
ヒトに奪われる縄張りの様子を確かめることができず、焦る妖たち。
そこで人間に戻ることができる半妖の翔が名乗り出る。
人間の自分には妖祓の呪いが効かないから、
罠を除去することができ、
人里に隠れ棲む妖たちの様子も確認できると進言したのだ。
翔は人間の姿に戻り、里山奪還の方策を見つけるため、
里山に下り立つ。
そして妖祓である和泉朔夜と再会するが、
彼は行方不明になっている翔を心配して探し回る一方で、
翔が妖の味方をしていると薄々気づいていた。
朔夜は、翔が百鬼夜行を扇動しているのではないかと激怒するも、
翔の心には響かなかった。
翔は妖祓に対して疑心暗鬼になっていた。
六年前の両親の死について真実を隠されていたからだ。
両親は鬼に食い殺された――
その事実を朔夜は知っていて隠していた。
そして『黄貂の千早』から聞いたもう一つの真実、
妖祓が『鬼を調伏するために南条家を利用した』ことに対して
翔は憎しみと怒りを抱いていた。朔夜と再会した翔は感情が爆発してしまい、
ついに幼馴染の二人は対峙することになった。【全351ページ】
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