【全3話】完結
あなたの中に僕のすべてを置いてきた(単話版)
ある夏の夕立の日、突如現れたその女(ひと)は妖しく危険な香りがした――。
家出中、雨に遭い困っていた五見は、謎の女性・紫織に「ウチ来る?」と声をかけられる。一回は断るも五見に傘を渡しびしょ濡れで帰る紫織を放っておけず、つい家にあがってしまった五見。紫織に誘われるがまま、家出期間を紫織の部屋で過ごすことに決める。そしてその部屋で迎えた五見の二十歳の誕生日、2人は一線を越える。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)