蜘蛛

ここまでやるかというくらい酷い仕打ちが続きます。しかも禁忌の関係。けど、このドロドロがはまってしまいます。

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穂坂が高校生の時に付き合った女性のエピソードが書かれた時点で千春の正体はすぐわかる。千春にかなり酷い仕打ちをされてるけど、女性に対する仕打ちや罪悪感の無さを思うとあんまり同情もできない。女性や千春に対して穂坂の軽薄さと自己中心的な思考が招いたことだと思う。ただ、千春の穂坂への執着心が理解できない。胎内で聞いた声とかあるが、穂坂に千春を執着させる魅力がどこにあるのか？千春の思考もかなり狂ってるけど、自分本位な思考は結局遺伝かなと思う。監禁、去勢後は、それほど肉体的に酷い仕打ちはなかった。この人の話で、他にも監禁される話があるが、それは受けが、よく死ななかったよね、と思う程ハードなプレイが続く。その話の受けはなんの落ち度もなくむしろ恋人の女性をずっと守り続けていた、穂坂とは雲泥の差の人物だが、攻めにされた仕打ちは穂坂の何倍にも及ぶ。この落ち度がない受けがされた仕打ちを考えたら、穂坂がどんな扱いをされるのかと思ったが、思いのほか肉体的にはそれほどでもなく拍子抜け。受けが痛めつけられるのが苦手な人も最初の去勢まで乗り切ったら後はまあ読めるんじゃないかと。内容的にさくさく読めて面白いけど、穂坂の性格が受け付けないので、星２つにしようと思ったけど、この話にはこの穂坂のクズっぷりな性格だから成り立つんだと思い星３つにしました。

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