舞い降りた天使【イラスト入り】

若くして事業に成功し、誰もが羨む地位にのぼりつめた経営者・堂島一期。その彼と幼なじみの青年・倖野冬耶は、精悍で傲慢な支配者の一期に仕事を奪われ、家政夫として一緒に住むことを強要されていた。かつて純粋でひたむきな愛の絆で結ばれていた幼い頃の二人。ところが孤児であるがゆえに起きてしまった出来事が、二人の愛を歪ませてしまい…！　愛しているからこそ、大切だからこそすれ違う恋の物語。【全151ページ】

「怖いか？　だが、俺はまだ、お前に手加減してやっている。本当に欲情した男が、どれだけ残酷になってお前の身体を弄ぶことができるのか、教えてやる」幼い頃に両親を事故で失った友樹。そんな友樹を両親にかわって育ててくれたのは、叔父の恒久だった。けれど、恒久に想いを寄せる友樹が欲しいのは、親子の愛情ではなく、恋人としての愛。反抗する態度でしか想いを沈められない友樹は、ある日、自らの浅はかな行動から、恒久の逆鱗にふれてしまう…！　恒久の荒々しく獰猛な攻めに蹂躙される友樹。二人の愛の行方は──。『舞い降りた天使』（B-PRINCE文庫）シリーズ第二弾、電子書籍書き下ろしで登場！！【全48ページ】

「あなたは父のものじゃない。俺のものだ」古びた喫茶店を経営する優しくて美人なマスター・友木冬栄（ゆきとうえい）に熱い想いを寄せる高校生の祠堂一弥（しどうかずや）。冒険家の人生を優先させ亡き人になった父親にかわり、贅沢も一切せずに、ひたすら懸命に一弥を育ててくれた冬栄。だが、父の面影ばかりを追う冬栄に、一弥の想いはおさえられなくなり──！　『舞い降りた天使』（B-PRINCE文庫）シリーズ第三弾、電子書籍書き下ろしで登場！！【全54ページ】

極道の父に子飼いにされている美貌の人・雪音。彼は冷たい家族に囲まれた中で、怪我を負った鷹志に優しくしてくれる唯一の人でもあった。数年が経ち組の中でも十分な力をつけた鷹志は、父親に雪音を欲しいと直談判する。ようやく手に入れた雪音の肌は何もかもが甘く、鷹志を夢中にさせる。脱がされた襦袢、さんざん喘がされた雪音の肌は凄絶に色っぽく乱れて……。そんな矢先、鷹志は父親に雪音を殺せと命じられ──！？　『舞い降りた天使』（B-PRINCE文庫）シリーズ第四弾、電子書籍書き下ろしで登場！！【全46ページ】

冬耶はある日、自分の勤務先の会社の株が謎の人物に買い占められていることを知る。さらにプライベートでも、年上の優しい恋人との日々は充実しているはずなのに、なぜか冬耶の心には不安が付き纏う……なぜなら、冬耶が本当に愛するべき存在は一期だから…！　若くして経営コンサルタントとして成功をおさめ、黒い噂も絶えない一期。危険な男と分かりながら、冬耶は次第に惹かれていき──。冬耶と一期の恋の行方、そして悪魔の恭理と天使の世奈の恋は！？　『舞い降りた天使』（B-PRINCE文庫）シリーズ第五弾、電子書籍書き下ろしで感動のフィナーレ！！【全90ページ】