クラス転移に巻き込まれたコンビニ店員のおっさん、勇者には必要なかった余り物スキルを駆使して最強となるようです。 【電子限定SS付】

2巻までの感想です。大分毛色の変わった作品ですが、内容的にかなり練られていて面白かったです。恋愛に関しても一筋縄にはいかない感じで、先が読めないのが楽しいですね。ある意味ダークなファンタジーですが、人間性が主でグロさは今の所ゼロです。勇者達がのんびりとしている間にヒーローが馬車馬の様に働いて話が進んでいく感じなので、勇者シナリオ的にはスローなのかも知れませんがおじさんシナリオとしては色々と動きが激しいのでテンポ良く感じます。次巻、期待してます。

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コンビニバイトの駄目なおっさんが巻き込まれて異世界に行ったら、実は頭が良くてカススキルを有効活用してどんどん凄くなっていく話しは今まで読んだ異世界物にはなかったから面白い。宮廷魔術師のシュリ君との約束もきっちり果たしたおっさん面白い！続きを読みたい。

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2巻まで読みました。コンビニのおじさんが異世界でモテモテでしたよ

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こういった転生モノにしては珍しく、文章と全体の構成が整っている。説明くさいという意見もあるが、それは主人公の性格がそうであるため、と言えると思う。説明が説明のためではなく、性格や心情を表すひとつの形なのかもしれない。とは言え、展開は非常に丁寧なので性急な結果を求めて無双する話が好きな人には不向き。逆に、よくある転生モノのご都合主義と鉄板展開に飽き飽きしていれば楽しめるかもしれない。設定的には定番とも言えるのだが、キャラがたっていてそこに意味もある。主人公などは、当初の言動からはただの説明くさい冴えないおっさんでしかない自己評価なのに、きちんとそれがキャラ設定として、そしてその内面を表すものとして、じわじわと機能していくさまはなかなか読み応えがある。序盤は自己評価通りの冴えないおっさんぶりな一人称で進むだけかと思いきや、徐々に、あれ、こいつもしや？と思わせるようなリアルなゲス思考や言動が滲み出て来て、しかもそれが突如出てきたというより、きちんと初期から隠し持っていたのが納得できる自然さ。また、定番のモテ属性もあるが、容姿については「冴えないおっさん」のままであり、性格もわりと正直なゲス（人によってはそこがツボるのだろうが）。しかし意味のないモテではなく、それぞれ特殊な人たちの特殊な好感ポイントをたまたま絶妙に突いてしまったという、全く嫌味や無理感がないのがすごい。1巻はおおまかなキャラ紹介や関係性、主人公の性格の軸についてという感じだが、2巻には属性過多で濃ゆい特殊キャラがぞろぞろ。主人公もたいがい、かなり特殊で変態属性があるのがところどころ笑いを誘うほどだが、こういった作品の王道のお色気モテとは一線を画した斜め上のお色気シーンが秀逸。

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ちょっと説明的すぎるところはあれど、良かったです。まだ1巻だからハーレム状態でもなければ、そこまでチートでもなく、生真面目な洞窟ドワーフの働きぶりが読めます。ちょっと高かったので、☆4つです。あくまでもほのぼの目線で読みたい方におすすめ。

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