鴆−ジェン−【おまけ付きRenta！限定版】（新版）

私、この作品めちゃくちゃハマりました！ファンタジーってところがまず好き。毒を喰らって色に変えるという設定もおもしろいです。そしてストーリー。人を咬まない訓練を受けてきたツァイフォンが、最も自分を慈しんでくれた人を咬む、しかもその人の命を絶つためにですよ！どんなに辛かったことでしょう。たとえそれが愛しい人の苦しみを早く終わらせるためだとしてもですよ。これが涙なくして読めましょうか！そして「色彩はジェンの誇り」であるにもかかわらず、愛する人と生きるために、自ら色彩を捨てることを選んだのも泣けます！大きな選択をしたツァイフォンが幸せになって本当に良かったです。付属の短編もあわせて読むと、作者様が小さな命もすべからく大切に思われつつ作品を書かれたことが伝わってきました。もちろん、続きも購入します！あー楽しみだ。設定は中華風ですが、基本的に人名はカタカナ表記でしたね。ツァイフォンほか登場人物の名を漢字表記するとどんな文字があてられるのか、興味が湧きました。それと、ジェンは胎生なのか卵生なのかも気になるな、なんてことも思いながら読み返してます。

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このシリーズ本当に本当に大好きで尊くて最高です。一作目のこちらは人間×ジェンのお話です。胸が締め付けられるような悲しいとこもあるけど、それがあるからこそ最後のハピエンに繋がるのでサンプル読んで気になった方には是非読んで欲しいなって思います。

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キレイだし、深いストーリーだった。描くの大変だっただろうなぁ。細やかで色っぽい。

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とてもいいお話でした。お兄さんはツァイホンと一緒に居たかったからあのような最後を選んだわけですが、ツァイホンからしたら罪悪感に駆られてしまうだろうことは容易に想像できます。弟がその気持ちを汲んでくれたのが嬉しかったな。先生がアシスタントを雇っているかは定かではありませんが、ツァイホンの羽の色がモノクロなのにとても綺麗で感嘆しました。ああやって表現してくれたからこそ、最後の白いツァイホンが際立っていた気がします。

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甘々です。が、そこに至るまで紆余曲折あり、だからこそ最後の甘々が生きてます。続刊はなさそうですが、シリーズになっているので時々二人にも会えそうですね。

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