帝国機神ヴォルカミオン【電子版特典付き】

ロボットとかどう考えても無駄だろどう考えたって戦艦や戦車や戦闘機の方が強いし効率的だろっていう誰もが一度は思うけど空気を読んで黙っているツッコミを遠慮会釈なく指摘した上で、じゃあ実現してやろうじゃねえの理屈の裏付けはきっちり作ったるわナメんなよというノリで作った世界観です。KAKERU氏の他の作品を読んだことのある方ならわかる話ですが、ファンタジーとは言えその背景的な理屈の設定は徹底的にやる人ですので、そこがまたこの人の漫画の面白さの大事な要素。好きな人はとことん好きな、だけど独特のエロからも絶対離れない人なのでナイーブな女性には徹底的に嫌われる、どちゃくそサイコーな俺達のKAKERUの新作です。端的に言って最高です。

参考になった

2人

レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる

待望していたKAKERU先生の新しい物語初巻です。物語は転生に近いもので巨大ロボットのロマンと否定か交差するKAKERU先生の巨大ロボットに対する熱量か作品に溢れたお話でした。またKAKERU先生の物事の真理探究はいつもながら的確で自身でも理解している『ロマン』と『現実』という狭間でいかにロマン追求し続ける男の夢が表現されているファンには楽しい一冊だと思います。物語は今後の展開や新パイロットの心模様、敵国の新キャラなど楽しみが沢山ある期待で待ち遠しいです。読む人によっては 説明が長い、頭空っぽで楽しめないという答えもありそうですがKAKERU先生の思考と真理を絵と文字で楽しめる方はいつも通りの考えさせられる奥深い漫画です。作中にある『道具』の定義から読み解く理解と気付きに触れるとKAKERU先生の他作品に一層の興味が湧くと思います。

参考になった

0人

レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる

巨大人型ロボが大好きな男が異世界に召喚されて巨大人型ロボになる話です。この作者さんのファンタジーを理論立てて理屈っぽい説明で現実味を帯びた説得力を持たせる作風が結構好きなので、このヴォルカミオンもどんな展開になるのか楽しみです。文字数は漫画にしてはめちゃくちゃ多いので読むの大変かもですけど、戦闘シーンは緊張感あって面白いです。他の作品でもそうなんですけど、絶望的なシーンの迫力や演出が上手いんですよね。読み応えあります。

参考になった

0人

レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる

気付いたら異世界でした系ではなく異世界からの召喚要請に主人公が応じるスタイル。世界観は人型ロボ同士で戦争してる最中で登場人物はほぼ軍人。シンクロ率的な設定が出てくるので機体はガ◯ダムではなくエ◯ァ寄りだと思います。プリティベルで「巨大人型戦闘ロボ作るなら戦車とかの方がコスパいい」と作者自ら結論を出したので、この作品は「性能とか世界観とかで人型ロボを活躍させてやる」という勢いを感じます。KAKERU先生は設定のこじつけが上手いので今のところ違和感ないです。KAKERU作品なので当たり前に癖の強い性交シーンが出てきます。ロボ好きでもエロをスルーできない人は読まない方がいいです。

参考になった

0人

レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる