ボスと秘書の過ち

この作者さんがコミック化すると独特な雰囲気になって登場人物のキャラが変わってしまって原作とかけ離れてしまってるのが多いですがこの話はもう原作無視し過ぎててヒロイン母は悪くない人なのに毒親にされてるし原作に出てきた人が婚約者になっちゃってるし別の人格の話なんて全く出てこないので原作先に読んでる方は違和感凄いかも。この漫画家さんのか弱いヒロインの雰囲気と守ってくれるヒーローが好きならそれなりに楽しめるかと思います。

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ヒーローは、ヒロインを使い捨てるつもりだったのでしょうが、ヒロインにのめり込みました！毒両親から虐待されて育ったヒロインが、可哀想でした。

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　美しく有能な秘書ヒロインをプレイボーイでやり手の上司ヒーローが軽い気持ちで誘惑しますが、彼女には心に抱えた様々な問題があって…というお話、でいいのかしら？　珍しく、ストーリー展開が掴みにくい作品でした。抽象的な言い回しや、神秘的な絵が多いので、現実の出来事なのか、夢や思索の世界を表現しているのかの区別が曖昧で、物語の骨子がよく分からないという印象を受けました。　推測するに、誰にも言えないヒロインの苦しみを、ヒーローが理解し、共に立ち向かってくれるストーリーだと思います。（うーん、自信がない…）　支配的な親が子供の人生をメチャクチャにする例は現実でもよくあることで、当事者たちが置かれている状況や心理は、たいてい他人には簡単に理解できないことです。ヒロインが懸命に耐えてきたものの重さがもう少し分かり易く描かれていると良かったような気がします。絵がファンタジー過ぎて、いまいち彼女自身の存在感や葛藤に現実味がなく、どんな女性なのかということが伝わってきませんでした。やっぱり、他のレビューにある通り、原作を読んだ方がいいのかもしれませんね。

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コミックを見た後、原作にも目を通しましたが明らかに別物です。ヒロインの性格が違いすぎてびっくり。原作の方は最後まで理性的でトラウマがありながら成熟した女性。コミックの方はトラウマで退行した少女のような性格です。母親のキャラはコミックより原作の方が遥かにいい。ボスの性格はコミックの方がロマンチックかな。コミックに出てくるお医者さんはオリジナルキャラクターのようです。実は穏やかなひげ面の彼が一番好きだったりします。

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この作家さんの特徴。いつも原作をかなり変えてヒロインを幼児性の強い女性に描いています。作家さんの好みがそうなのかな？ただ泣いているだけのヒロインは魅力的ではないと思います。

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