とある婦夫のイレカワリ〜え？ 俺が妊婦！！！？〜

システムエンジニアの佐伯智弘は、しっかり者の妻・美穂と2歳の長女・優奈の3人家族。約4ヶ月後には第二子が出産予定だが、激務ゆえに家事や育児をサポートすることができず心苦しく思っていた。ある日、美穂と頭をぶつけたことをきっかけに、夫婦の心と体が入れ替わる謎の事態が発生！ 智弘は妊娠6ヶ月の美穂の体での生活を余儀なくされて！？【全90ページ】

事故で妊娠6ヶ月の妻・美穂と体が入れ替わるも、会社にすべてを打ち明けて出社することを決めた智弘。仕事の能力面は以前と変わらなくても、胸やお腹の張りなど妊娠女性ならではの身体変化に戸惑い、漠然とした不安を抱えるように……。その中で出産・育児をきっかけに退職した美穂が、これまでどんな気持ちで過ごしていたかが気になるようになり――。【全82ページ】

入れ替わった身体のまま会社で仕事を続けている智弘だったが、お腹が大きくなるにつれて目まぐるしく変わる体調の変化をコントロールすることができず、不安を感じるように。だが、リーダーとなっているプロジェクトも佳境をむかえていて、身重の肉体と仕事とのバランスに苦しみ始める。一方、智弘の身体のまま買い物に出かけた美穂も、いままでの自分が感じたことがない周囲の視線の違和感に気づく……。【全82ページ】

停電の影響で、コンバートプログラムをすべて書き直すことになった智弘。重いお腹を抱えて深夜まで働いていた智弘だったが、妊娠中の症状によりだんだんと意識が遠のいてしまう…気がつくとすでに朝。焦る智弘だったが、なんとその後、美穂が仕事のカバーをしてくれていた。そのことがきっかけとなり、智弘はもしかして美穂は仕事に復帰したいのではと考えるようになる。なんとかピンチを乗り越えたチームメンバーがホッとする中、とうとう陣痛を迎えることに―――。【全82ページ】

第二子の誕生がきっかけで、再び自分の体を取り戻すことができた智弘と美穂……イレカワリを経験したことで見えてきた家庭の内外で起こったさまざまな問題を乗り越えることができたと感じる智弘は、ずっと考えていたことを美穂に打ち明ける。智弘が美穂にした提案とは――――。そして、美穂の答えは……！？【全56ページ】