透明にくちづけ

寂しい夜。隣には幽霊――。事故に遭って幽霊になった青年・西之千真（にしのかずま）は、なんの接点もない大学生・楠原颯大（くすはらそうた）にだけ姿が見える。颯大は幼い頃誘拐犯に犯されそうになったことがあり、そのトラウマに今も囚われていた。行く宛のない千真と、仕方なしに暮らしはじめた颯大だったが、いつの間にか千真がいることが当たり前になっていて――。失くして気付く、恋のお話。

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

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