プラスチックの雨
人気作家・鹿住槇のレアな単行本未収録作!
不思議な故障の続くコンピュータのメンテナンスに訪れた里見は、コンピュータが、繊細で美形の洋司に恋をして独占しようとしているのではないかという疑いを抱く。長過ぎる異常な梅雨に、何かが狂っていく……。エスカレートして暴走するコンピュータの前で、思いきって里見は洋司に……!!
89年、まだパソコンが普及していなかったころ『JUNE』に書かれた、恐くてせつない愛のサスペンス。
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)