ヒロインになれなくて【ハーレクインSP文庫版】

父危篤の知らせを受け、ケイトリンは再び故郷の土を踏んだ。まだ父の再婚相手の長男リノに恋する10代の少女だったころ、次男の事故死の責めを負わされ、彼女はこの町を去ったのだった。皆の冷遇には耐えられても、リノの憎しみの視線は胸にこたえた。5年ぶりに再会した今なお、その瞳からは敵意が消えていない。だが、そんなケイトリンをさらに苦しめる出来事が待っていた。彼女を不実の子と信じる父が、血液鑑定を要求してきたのだ――実子でなければ相続権は一切なく、仮に実子であるなら、この先ずっとリノとともに地所を守らなければならないという！

＊本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。ご購入の際は十分ご注意ください。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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• 4

  31stさん

  2017-08-23
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  酷い父親から、愛情も無く育てられたヒロインは、義理の弟が死んだ事で、家から勘当されても、健気に生きているヒロインが素晴らしい人です。父親が死に近いので家に帰って来たのに、もっと辛い事が有りとても可哀想でした。

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• 3

  19800423さん

  2018-04-23
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  ヒーローも含めた町中の人間から誤解を受け、町を追放された過去のあるヒロインが故郷の牧場に帰っていびられ続けるいつものスーザン・フォックス作品です。兎に角ヒーロー、ヒーロー弟、ヒロイン父のクソキャラぶりが酷い。ヒーローは結局ヒロインにちゃんと謝れていないし、ヒロインも簡単に許しているしすっきりしない話でした。なお今作で唯一ヒロインに謝罪も和解もしなかったいとこのマディーと今作では出番が中途半端だったリンカーン・コリエルは次作『手なずけられた花嫁』での主人公カップルです。

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