忘れられない月曜日
■わたしを窮地から救ってくれた彼は白馬の騎士? それとも……。
■せっかくのパーティなのに、エドニーは少しも楽しめなかった。エスコート役に頼んだボーイフレンドにしつこく言い寄られ、あまり事を荒立てないよう拒絶するのに四苦八苦していた。とうとう強引にキスされそうになったとき、どこからともなく現れた見知らぬ男がエドニーを救い出した。長身で黒い髪、黒い目、洗練された雰囲気――男はエドニーを家へ送り届けると、慰めるような優しいキスをした。電話番号をきかれ、夢見心地で答えたエドニーだったが、名前も知らないことに気づいたのは男が立ち去ったあとだった。翌週から転職して新しい仕事を始めたエドニーはオフィスで思いがけずその男の名前を知った。サヴィル・クレイソーン――エドニーの新しいボスだった。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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