狼の花嫁

普通のBL漫画と思っていたら、なんと美しいお話でした。高いけど買ってよかった〜

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半陰陽の体で生まれた、出自の低い王子のルーイ。自国では飼い殺しにされ、政略結婚で隣国に王女として嫁ぐことになったけど、早々から不穏な空気が…。そんな中でも母を思い、自分の責務を全うしようとするルーイが不憫で健気で可愛かったです。

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シリーズ買いです。 不憫受けが大好きなので、今回もハマりました。 泣いて俯いているだけだったルーイが、ゼスと出会い国政に翻弄されながらも前を向いて強くなっていく過程がとても丁寧に描かれてて感動しました。 また、人間の綺麗な所だけでは無く、暗い部分も容赦無く描かれている所も素晴らしかったと思います。 何より画力の成長が半端ないw これからもこの作家さんの作品を読み続けたいと思います。

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面白かったです。絵が幼い感じでしたが、お話は硬派でこのあとどうなるの、とハラハラしながら読みました。幸せな結末が見れないまま終わる予感がするくらいの展開でした。生きててくれて本当に良かった。

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泣いてしまった。人の営みとはなんなのか、今この世のここではない国で実際にヒトが戦争で殺されているので、尚のこと考えさせられた。人を殺して震える若い兵士、敵国人から痛めつけられ主人公を憎む兵士やその家族、何も知らされず連れてこられた主人公。でも、人は誰かの役に立てるし、オノレで立とうと思えば誰かの為になれる。主人公の生き様とこの全ての人に涙しました。惜しむらくは、BLだから、と主人公母と兄の心の交わりを描いてもらえなかったこと。年齢もそうですが、BL読者、舐められてません？いい作品は世のコトワリを包んで余りあるからいいんですよぉ。久しぶりに感動の作品でした。

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