じいさんの猫
信頼していた仲間に裏切られ、傷心のあまり自宅に引きこもっていた「俺」は、見かねた家族から一昨年亡くなった祖父の家の遺品整理を任された。限界集落のような田舎の村に着くと、目的の家は「モノノケが棲んでいる」とのもっぱらの噂。恐る恐る家に入ると、知らない謎の男が住み着いており、自らを「祖父の魂を喰らったモノノケ」と称していた。あまりに突拍子のない言葉だったので完全に信じていなかった「俺」だが、一緒に暮らしていくうちに、彼が醸し出すその不思議な雰囲気から、もしかして本当に「モノノケ」なのかもと思いはじめて――…!?
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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じいさんの猫 (上)
信頼していた仲間に裏切られ、傷心のあまり自宅に引きこもっていた「俺」は、見かねた家族から一昨年亡くなった祖父の家の遺品整理を任された。限界集落のような田舎の村に着くと、目的の家は「モノノケが棲んでいる」とのもっぱらの噂。恐る恐る家に入ると、知らない謎の男が住み着いており、自らを「祖父の魂を喰らったモノノケ」と称していた。あまりに突拍子のない言葉だったので完全に信じていなかった「俺」だが、一緒に暮らしていくうちに、彼が醸し出すその不思議な雰囲気から、もしかして本当に「モノノケ」なのかもと思いはじめて――…!?【全151ページ】
151
配信日:2025/01/23
配信日:2025/01/23
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正直、途中で(具体的に言えば97頁あたりで)「うっコレはハズレかも…星2!」と思ったけど、その後一気に話に深みが出てきた。前のレビュー読む限り「沁みる人には沁みる」系というか、「色恋」における「愛しい」とか「切ない」とかを重視する層向けではないのかも。読んでいて、私にとってはすごく共感できたり胸が切なくなったりするシーンが多くあったけど、それらは他の人にとっては何てことない流し読みしてしまうようなシーンなのかもと思った。感性が鋭いとか鈍いとかそういう事ではなく、どんな環境でどんな風に暮らしてきたかとか、何を知っていて何を知らないとか、そういう読者ごとの些細な違いが、この作品を読んだ時の感じ方にあらわれそうだなと思う。私はまあまあの田舎暮らしでずーっと猫飼ってるので「わかるわ〜」って描写も多かった。草って腹立つしかわいいし憎いよね〜とか、猫って尾てい骨あたり好きだよね〜とか(笑。大島弓子さんやおがきちかさんが好きな人にはオススメしたい。あとおじいちゃんが何となく水木しげる先生っぽい雰囲気で好き。作者さんがより良い続きを描けるようできるだけ売れてほしい気持ちも込みで星5です