恋文ラビリンス
図書館に勤務する一花は、大学時代に好きだった圭吾のことが忘れられずにいた。その思いを小説にして、ブログで発表したところ、出版社から書籍化の依頼がくる。後日、打ち合わせに出向くと、何と圭吾が現れた! 彼は、急用ができた先輩編集者の代理だという。小説の登場人物のモデルは圭吾であることがバレやしないかと、気が気ではない一花は書籍化の話を断ろうとしたが、彼は納得しない。それどころか、小説の内容にリアルさを付け加えるために、一花と仮の恋人同士になって過ごそうと提案してきた。それは、一花にとってめくるめくような楽しい時間ではあったのだが……。
※この作品の収録内容は「恋文ラビリンス」(発行:竹書房)と同じとなりますが、挿絵は含まれておりません。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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