【全59巻】完結
蔵の宿
風光明媚な福井県蔵岡町に、江戸時代から造り酒屋を営む一軒の蔵元“蔵岡酒造”がある。父の急逝により酒蔵を継ぐことになった神尾茜は、酒蔵と一緒に小さな旅館「蔵の宿」を始める!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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蔵の宿 2巻
米どころでもあり酒どころでもある福井県蔵岡町に神尾茜の夢をのせた「蔵の宿」が誕生して、初めてのお客様を迎える。一方、修平は蔵岡酒造の一員として新酒造りに情熱を注いでいた!【全269ページ】
蔵の宿 3巻
帰郷した女将・神尾茜の夢を乗せて福井県蔵岡町に誕生した旅館[蔵の宿]。しかし不審事が相次いで…。どうやら仲居の君子の仕業らしい。一方、修平は蔵岡酒造の蔵元として新酒品評会に挑む!【全273ページ】
蔵の宿 4巻
幸田一族の乗っ取り工作にもひるまず女将・神尾茜が切り盛りする[蔵の宿]はお客様の評判も上々。皆で力を合わせ順調な滑り出しだ。一方、蔵岡酒造の修平は身の潔白を証明するため再び新酒品評会に挑むが…!【全273ページ】
蔵の宿 5巻
福井・蔵岡町にある蔵の宿を乗っ取るため、老獪な元代議士が仕掛けた神尾茜のスキャンダルが暴露され、蔵の宿は風前の灯。その窮地を救おうと、修平はプリンセスホテルの田所支配人と共に闘うが…!【全275ページ】
蔵の宿 6巻
お客でにぎわう蔵の宿に突然現れた二人連れの女性客がクレームをつけまくり、女将・茜は対応に大わらわ。一方、蕎麦打ち名人・林田は、蔵の宿の代表として第一回越前蕎麦打ち大会で優勝を狙う!【全273ページ】
蔵の宿 8巻
造り酒屋の宿でありながら、造り酒屋らしい…ここでしか味わえない料理がない。越前蕎麦打ちコンテストの審査員も務めた料理研究家・伊東吉彦の厳しい指摘に目の前が真っ暗になった女将と花板に起死回生の策はあるのか!?【全273ページ】
蔵の宿 11巻
雪が舞う蔵の宿では、東京ジャガーズの山際投手が選手生命を懸けて自主トレをするが、思うようにいかず茜に当たり散らしていた。野球選手として正念場の山際投手に幸田が罠を仕掛ける。【全271ページ】
蔵の宿 13巻
蔵の宿にいたたまれなくなった黒田が姿を消した。その黒田の心境を察する茜は、必ず捜し出すと心に誓う。一方、日本全国名旅館板前選手権で勝ち進む小松に「蔵の宿で食中毒発生」というショッキングなニュースが飛び込む!【全273ページ】
蔵の宿 16巻
板前自らの手で漁をして作った小鯛料理に箸をつけた食通の小説家は「食するに耐え難い」と断言。これを聞いた小松と黒田はがく然とする。一方、修平は酒蔵の社運を懸けた百本限定の新酒を造るべく動き出すが…【全271ページ】
蔵の宿 17巻
蔵岡酒造が社運を懸けた贈答用百本限定の[蔵の宿]が完成した。さっそく売り込みに上京する修平と古屋。そこで二人は意外な人物と遭遇する。一方、幸田悦子は徳山龍也と婚約して、蔵の宿をつぶそうと新たな包囲網を敷くが…!?【全273ページ】
蔵の宿 18巻
田所総支配人から、ある老舗旅館の立て直しを依頼された茜は東京・本郷に向かう。福井では徳山龍也が茜の留守をいいことに、修平が昔付き合っていた女を蔵の宿に呼び、蔵岡酒造を窮地に追い込む作戦を決行していた!【全271ページ】
蔵の宿 19巻
徳山龍也の陰謀ではめられた修平は、昔の女・山科由里子により窮地に立たされる。一方、派遣女将となって上京した茜は再建した江戸屋清順荘でハリウッドの大女優を迎えることに。しかし通訳の戸川はクセのある人物で…!【全271ページ】
蔵の宿 20巻
酒蔵に素人を受け入れる。修平の大胆な企画で七人の蔵人が誕生した。その七人にはそれぞれに理由があってこの企画へ応募したのであった。一方、鳴りを潜めていた幸田隆三は町会議員を引退、孫娘の悦子が世襲するが、選挙を巡り茜と対立する!【全271ページ】
蔵の宿 21巻
ついに七人の蔵人の酒が完成した。試飲する七人は感激のあまり言葉もない。一方、増田屋が突然、蔵の宿に現れた。元プリンセスホテルに勤務していた茜に、ホテル業のなんたるかを伝授してほしいと懇願するが、その真意とは!【全273ページ】
蔵の宿 22巻
蔵の宿で修業中の花山太郎の夢は、実家の老舗旅館を継がずにプロの写真家になること。プリンセスホテル総支配人の田所から、花山の適性を見極めてほしいと頼まれている茜の胸中は…。【全273ページ】
蔵の宿 23巻
業績不振にあえぐ蔵岡酒造。そんな局面を打開しようと修平は売れ残った日本酒から焼酎を造ろうと決断。しかしその話を杜氏の島田が聞いてしまい…。そして蔵の宿の利き酒師である坂下淳子には驚くべき秘密が隠されていた!【全273ページ】
蔵の宿 24巻
「女将さん、助けて!」と叫んで利き酒師・坂下淳子の電話は途絶えた。淳子を助けようと上京する茜。坂下の実家で門前払いされてしまった茜だが…。一方、修平は島田杜氏の勧めもあって茨城県の造り酒屋に単身修業に出る!【全253ページ】
蔵の宿 25巻
蔵の宿の隣にオープンした霞ヶ城ホテルの支配人・塩谷健太は、茜の元の職場の上司だった。茜を逆恨みする塩谷は、蔵の宿をつぶそうとするが、茜は酒蔵茶屋を造り塩谷を迎え撃つ!【全251ページ】
蔵の宿 26巻
蔵の宿が酒蔵茶屋をオープンする日に、霞ヶ城ホテルが全く同じスタイルの茶屋をオープン。ホテルの支配人・塩谷の策略により客を根こそぎ奪われてしまう。その後、池上庄太郎の提案で鯖ずし日本一決定戦が開催されることに!【全251ページ】
蔵の宿 28巻
幸田隆三は霞ヶ城主、移封三百周年記念の剣術大会を開催して、茜にひと泡吹かせようとたくらむ。県下屈指の道場主は、道場代表としてとある男を出場させることに。そのころ、蔵の宿に六代目中村知恵蔵の娘で女優の中村いずみがやってくるが…。【全253ページ】
蔵の宿 29巻
霞ヶ城主移封三百十周年記念の剣術大会の代表に選ばれた蔵岡酒造の西出小次郎はどんな戦いぶりを見せるのか。一方、茜が派遣女将として指導した東京・本郷にある江戸屋清順荘の若女将・清香が蔵の宿を訪れる。花山太郎は清香に一目惚れしてしまい!?【全251ページ】
蔵の宿 30巻
霞ヶ城広場で行われている剣術大会もクライマックスを迎える。幸田隆三が推す日置宗忠と蔵岡酒造の西出小次郎の因縁の対決が始まる。実は西出にはとある作戦が…。茜たちの期待を背負い、福井県代表・西出小次郎が参る!!【全251ページ】
蔵の宿 31巻
酒蔵の片隅で10年間忘れ去られていた酒が発見された。修平が口に含むとその酒はとてつもなくうまい酒に変貌していた。“奇跡の酒”となったその酒は人々の心に勇気を与えて、その感動は日本全国へ広がりを見せた!【全255ページ】
蔵の宿 32巻
蔵の宿を訪れた葉山夫妻は、夫の生き別れた母を捜すために蔵岡町へやってきた。手がかりは32年前に撮影した一枚の写真のみで…。一方、霞ヶ城広場では霞ヶ城ホテル・二の丸の越前そばの屋台が大繁盛。林田の屋台は廃業の危機に!?【全251ページ】
蔵の宿 33巻
霞ヶ城の広場で越前そばの屋台を営む林田名人はライバル店の出現で窮地に立たされる。一方、蔵の宿では信江が大切にしていた夫の形見の徳利をお客の老夫婦が割ってしまう。人間国宝が作陶したその徳利には、蔵岡家の思い出とそれにまつわるとある秘密が!【全255ページ】
蔵の宿 34巻
三月三日の桃の節句に地震が起き、蔵の宿では飾ってあった人形のお内裏様の頭が落ちてしまう。この不気味な出来事が前兆であったかのように平和な蔵岡町に恐ろしい事件が!?蔵の宿と、蔵岡町を舞台にサスペンスドラマが幕を開ける!【全271ページ】
蔵の宿 35巻
蔵岡町郊外に大型ショッピングモールが建設されることに。この計画に関わっている茜の高校時代の同級生・池田智子にはある噂があって…。幸田隆三が大阪で骨折して入院中に息子の隆太郎は名誉挽回に大暴れ。蔵岡町は大騒ぎに!?【全271ページ】
蔵の宿 36巻
茜の母・信江の初恋の人である菊田が蔵の宿へ偶然やってきた。菊田にとっても信江は初恋の人であることが判明し、すでにお互い伴侶を亡くした二人は急接近。休暇をとって菊田が暮らす沖縄を訪れた信江は…。そして娘として茜の心境は…!?【全261ページ】
蔵の宿 37巻
花板・小松の味を盗みに料理人たちが、そして強盗目的で美人三姉妹も宿泊客を装って暗躍。女将・茜の対応は!?大みそかに何の連絡もなく信江が蔵の宿へ帰ってきた理由とは…。そして高級旅館である蔵の宿へ独りで現れた謎の美少女・雪子の正体とは!【全251ページ】
蔵の宿 38巻
女子大生剣士・塚原弥生に試合を申し込まれた西出は、ついにこの申し出を受けることを決意。福井県が嫌いだという女性客が蔵の宿へやってきて…。作家の池上庄太郎は修平に頼み事があるというが!?大人気連載待望の第38巻!【全255ページ】
蔵の宿 39巻
作家・池上庄太郎は出版社主催の清酒品評会に日本一の酒を出品しなければならないという。負ければ池上は一年間の休筆を余儀なくされるこの事態に茜たちは奮闘する。これを知った幸田隆三は、利き酒師協会の会長代行である奥村泰造と結託する!【全227ページ】
蔵の宿 40巻
蔵岡酒造の蔵人である西出小次郎と人力車の車引きをしている塚原弥生は、剣の師弟関係。塚原は京都の繊維会社社長令嬢で、剣の修行のために家を飛び出してきたのだ。京都の実家へ連れ戻すために塚原の両親が蔵岡町へやってきて、若い二人の行く末は…!【全232ページ】
蔵の宿 41巻
蔵の宿へ、味覚が鋭い少年が両親とともに宿泊しにきた。その少年はとある洋風料理が食べたいとリクエストするが、料理人の黒田はそれを無視して和食を提供してしまう。それを見た茜は…。【全172ページ】
蔵の宿 42巻
日本の四季を感じるために故郷の東京へと出立した蔵の宿・板前の黒田と蕎麦職人である妻の静香。東京で黒田は、かつての同僚・溝口から有名日本料理店の板前に誘われる。そして蔵の宿には出産間近の女性がやってきて…!【全166ページ】
蔵の宿 43巻
東京から名門料亭「たいりん」の板前・溝口が蔵の宿へやってきた。黒田の引き抜きに失敗した溝口だったが…。そんな溝口に目をつけた幸田隆三は増田屋や霞ヶ城ホテル支配人・塩谷に命じて溝口と接触を図る!【全168ページ】
蔵の宿 44巻
霞ヶ城ホテルの鰤しゃぶが大好評で、蔵の宿よりもおいしいという噂が…。名門料亭「たいりん」を解雇された溝口が霞ヶ城ホテルの厨房で働きはじめたのであった。蔵の宿は一丸となって新たな糸口を見つける!【全174ページ】
蔵の宿 45巻
雪子が突然、福井県に再びやってきた。両親を亡くし、家族旅行で宿泊予定だった蔵の宿へ独りでやってきた黒髪の美少女・雪子。嬉しい再会に茜は一緒に風呂へ入るが、そこで目にしたのは…。福井県の旧家・蔵岡家に新たな動きが!【全168ページ】
蔵の宿 46巻
蔵岡酒造蔵元である修平は、大吟醸を使用したケーキの作成を喫茶店店主の美佳に依頼する。そこへ高森と名乗る紳士が自分も仲間に入れてくれと申し出るが、この紳士の正体は実は…! そして蔵の宿にはカメラ好きの一人の男性客が訪れるが…。【全168ページ】
蔵の宿 47巻
蔵の宿に宿泊していた一人旅の男性の名前が、偽名であることが判明した。その真相とは…。信江は茜に内緒で修平と梅酒を三年間、蔵で寝かせていた。女性のために造られたその酒は、日本酒仕込みの梅酒であった。そしてその味は…!【全168ページ】
蔵の宿 48巻
とある秋の日。松方と名乗る初老の男性が蔵の宿へやってきた。高級旅館である蔵の宿に長逗留するこの男性は、日本最大級ホールディングス、アポログループの会長であった。やがて冬が訪れ、天涯孤独の雪子にも優しいクリスマスが…。【全168ページ】
蔵の宿 49巻
蔵の宿の板場は花板の小松と板前の黒田で切り盛りしている。小松は両目が病にかかり、一時的に板場に立てなくなってしまう。代わりに黒田が花板として腕をふるうが実家の母親の容体が悪化して…。度重なる不幸な出来事に茜と修平は…!【全164ページ】
蔵の宿 50巻
女将の茜から春休みをもらった仲居の坂下。利き酒師でもある坂下は以前からたずねてみたかったという山形の酒蔵を訪れる。銘酒でありながら経営が風前の灯であることを知った坂下は思い切った行動に出る!【全168ページ】
蔵の宿 51巻
蔵岡酒造の蔵人の西出がかねてから交際をしていた、剣の弟子でもある弥生と式を挙げることに。しかし結婚式場から茜たち一行が戻ると蔵の宿の敷地内には謎の大穴が…。蔵岡町全体を巻き込んだ黄金伝説の幕が上がる!【全168ページ】
蔵の宿 52巻
蔵岡町の埋蔵金をめぐって、町全体が騒然。これを狙った悪者に拓也が誘拐されてしまう。 埋蔵金の在り処は蔵岡家の長女・茜が知っている!? カクテルのような日本酒を飲みたいという宿泊客に、信江が提案したのは今までにない斬新なもので…!【全168ページ】
蔵の宿 53巻
信江の再婚相手・菊田の墓参りで沖縄にいる信江と雪子、拓也の三人。ひと夏の思い出を楽しむが、現地で意外な人物と遭遇して…。茜がプリンセスホテル時代から昵懇の日本洋画家の大家・友坂が蔵の宿へやってきた。仲居の由佳を気に入り、とある願いを申し出るが!?【全168ページ】
蔵の宿 54巻
日本洋画の大家である友坂は由佳をモデルに絵を描き始める。しかし体調は日々悪化して…。上京した由佳と古屋は本郷の江戸屋清順荘へ宿泊する。そこはタックンの許嫁である清香が女将を務める名旅館だが!? そして蔵の宿にはちょっと変わったお客様が訪れていた!【全148ページ】
蔵の宿 55巻
新年を迎えた蔵岡町。茜は蔵岡酒造の酒蔵で入場料無料の寄席を開催することに。両親と娘の3人で蔵の宿へ宿泊している一家だが、落語を観覧したいという娘に対して医師である父親は反対を…。清香との休暇を満喫したタックンは、帰路の電車内で占い師と出会う。何でもピタリと言い当てる不思議なその二人連れは…!?【全150ページ】
蔵の宿 56巻
蔵の宿へ宿泊している占い師の評判を聞きつけて、蔵岡町の人々が宿へ押しかける事態に。しかし占い師は…。雪子の高校受験の試験当日、皆の声援を受けて雪子は会場へと向かう。幸田隆三も雪子には優しい意外な一面を見せるが、そんな中、幸田の大学時代の同級生が蔵岡町を訪れ、状況は一変する!【全148ページ】
蔵の宿 57巻
幸田隆三は煙草屋のおばあちゃんに宝くじで当選した1億円を蔵岡駅前に建設予定の物産市場へ出資するよううながす。福井県の日本酒を全国へ広めるための新酒品評会が開催されるが審査委員長は幸田が務めることに。蔵岡酒造も参加するこの品評会で幸田はまた修平に嫌がらせを…!【全146ページ】
蔵の宿 58巻
幸田隆三は蔵岡の駅前に町おこしのための巨大施設を建設するという。茜と修平は雪子を養女にと考えているが増田屋が何も知らない雪子に悪意のあるささやきを…。山形県の酒蔵へと嫁ぐ仲居の坂下は、旅立ちの直前に元気のない雪子へ声をかけるが…!【全144ページ】
蔵の宿 59巻
蔵岡家の正式な養女となるため茜と共に上京した雪子は、実の両親の墓前に報告する。帰路の電車内で出会った4人組の青年に雪子の弁当が踏みつぶされてしまうが、その青年達は「蔵の宿」の宿泊客で…! 福井県造り酒屋の宿、女将の細腕繁盛記、堂々の完結!!【全168ページ】
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