最後のオメガと恋知らずのアルファ王子

公爵令息のティルダはブランデル王国内で確認された唯一のオメガで、現在は抑制剤で発情期をしのいでいる。その薬には副作用があり、長く服用し続けると心臓への負担があるものだった。病床の父からは入り婿になってくれるアルファの伴侶を早く見つけるよう命じられているが、領主代行の仕事もある上、恋も知らないティルダはそれを億劫に感じていた。そんな折、国王からの派遣で三人のアルファの王子がティルダを迎えに来る。王都でティルダとアルファの王侯貴族との見合いをさせたいと、公爵は国王にまで頼んでいたのだ。ティルダが支度をすませるまでの間、王子たちは領地に滞在することになる。穏やかな長男ルードヴィーグ（ただし妻帯者）、下心丸見えの次男ロベルト（婚約者あり）、そして無愛想な三男エイリーク。そのうちエイリークに近づいた時だけ、ティルダは不思議な香りを感じ取るが……？　堅物な王子×勝気なオメガ、花開く運命の恋！！

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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• 4

  トッポギさん

  2025-09-11
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  受けは領主を代行できるくらいしっかり者で結構はっきり物を言う感じで、攻めは誠実な騎士ですが恋愛には不器用な所があったりして、二人とも良いキャラでした。出会ってから色々ありますが、受けがひどい目にあったりすることはないので最後まで楽しく読めました。

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• 4

  ゆききさん

  2025-05-30
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  ベテランさんらしい落ち着いた作品。イラストがお耽美で素敵でした。

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• 4

  しらっくさん

  2025-05-23
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  オメガバース設定。いやー、面白かったです。攻めの第3王子が朴訥、不器用ながら愛情深く、受けがなつく父や兄に嫉妬する姿が可愛くてたまりません。受けも侯爵家の跡取りとして公務もこなし、領民にも愛されるしっかり者。オメガだからと守られているだけではありません。ちょっとツンデレなところがまた可愛かった。お幸せに！

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• 4

  はーちゃんさん

  2025-03-05
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  あまり大きな事件もなくふたりがしあわせになって良かった

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